*** 2001年11月17日_奥多摩_雲取山 ***

1.奥多摩駅
公園紅葉1
2.奥多摩駅
公園紅葉2
3.奥多摩駅
公園紅葉3
4.日原川
(奥多摩駅公園)
5.奥多摩駅
公園紅葉4
6.奥多摩駅
公園紅葉5
7.奥多摩駅
公園紅葉6
8.奥多摩駅
公園紅葉7
9.後山林道
入口1
10.後山林道
入口2
11.後山林道
紅葉1
12.後山林道
紅葉2
13.後山林道
紅葉3
14.後山林道
紅葉4
15.後山林道
黄葉1
16.後山林道
紅葉5
17.後山林道
紅葉6
18.後山林道
紅葉7
19.後山林道
紅葉8
20.後山林道
紅葉9
21.後山林道
紅葉10
22.後山林道
紅葉11
23.後山林道
紅葉12
24.後山林道
紅葉13
25.後山林道
紅葉14
26.雲取山登り1 27.富士
(三条ダルミより)
28.雲取山頂
直下の残雪
29.酒井
(雲取山頂にて)
30.I氏御夫妻
(雲取山頂にて)
31.奥秩父方面
(雲取山頂にて)
32.雲取山頂
付近の残雪
33.雲取山荘
付近の残雪

 11月17/18日の両日、I氏御夫妻と東京都の最高峰雲取山(2013m)に挑戦する。
今回は三条の湯で一泊し、翌日雲取山を往復するルートを取る。
 待ち合わせ時刻より大分早く着いたので、奥多摩駅近くの公園の紅葉を撮影する。
その後駅でI氏御夫婦をピックアップし、奥多摩湖畔の御祭付近から後山川林道に
入り、三条の湯を目指す。途中、林道沿いに見事な紅葉が見られ、撮影の為何度も
停車する。林道の終点には多くの車が駐車しており、少し下った所にやっと駐車する。
ここより、三条の湯まで30分程徒歩で進む。少し行くと山サイ姿の外人と若い女性2人
連れに追いつく。すれ違った後、I氏が山の中では稀に見る美人と告げる。奥様連れ
にも拘わらず、若い美女を素早く見つける技に痛く感心する。私の様に悟りの境地に
達した中年男とは大違いである。
 夕食後、綺麗好きのI氏を部屋に残し温泉に入ると、さっきの外人が一人湯船に
浸かっている。話しかけるとドイツ出身で、日本滞在は1年半との事。決して流暢とは
言えないが、十分意思の通じる日本語を話す。私のかつての商売柄、ベンツ、ポルシェ
やアウトバーンの話に花が咲き、のぼせ気味になる。
 翌朝は他の宿泊客が出発するのを見送り、我々は最後に小屋を発つ。なだらかな
山道を進むと、I氏が突然キジ撃ちに出かける。最近癖になりそうとの事。
中間点で休憩後更に登るが、何となく身軽になった気分である。I氏が私の首にぶら
下がっている命より大事なEOSが無い事に気が付く。真っ青になり、元来た道を駆け
下ると、3人連れの方が忘れたEOSをぶら提げて登って来る。丁重にお礼を言って
カメラを受け取り、元来た道を引き返す。分岐点の三条ダルミで小休止する。ここから
富士が望めるが、雲に隠れてその雄姿が見えない。
 ここより雲取山頂まで約40分の急登が続く。丁度丹沢鍋割山の後沢乗越からの登り
と同程度で、★★☆レベルである。ただ流石に標高2000mを超える山だけ有って、
この時期に既に木陰には降雪が有り、坂道には霜柱の花が咲いている。
 雲取山頂からは富士は見えなかったが、奥秩父の名峰国師ヶ岳(2592m)が望める。
小休止後雲取山北面を雲取山荘まで下る。路面は完全に凍結しており、軽アイゼン
を装着してゆっくり下る。山荘が見え隠れする緩斜面になった所で、アイゼンが外れ
たが、横着してそのまま下ると効果覿面でスリップする。さいわい命より大事なカメラに
問題は無かったが、腰を打って何かおかしい。
 雲取山荘でカップヌードルを食べた後、雪の斜面を登らず山腹を巻くようにして
三条ダルミまで戻る。ここからひたすら下るが、途中でI氏の奥さんの足首が言う事
を効かなくなり、三条の湯の斜面からはI氏がおんぶして、ゆっくりと下る。夫婦仲の
良い所を見せられ、自分自身反省する事しきりである。
 今回は私がカメラをなくしたり転んだり色々のトラブルに見舞われたが、美しい紅葉
を撮れて満足のいく登山となった。

登りの厳しさ:★★
2日目の総歩数:30,000歩

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