11月28日(水)にI氏御夫妻と金時山(標高1213m)に登る。
10月の前回と同様、地蔵堂バス停(標高400m位)脇に車を停め、ここから
歩き始める。この辺りはモミジの大木がまばらに有り、中々見事である。
夕日の滝の脇を抜けて登山道に入る。一時間半程で足柄の駐車場に合流
する。緩かな林道を更に20分程登ると、猪鼻砦右手に突如雪を頂く富士
が現れる。中腹に少し雲が残るものの、これほどクリアな富士を見たの
は初めてである。
 此処から少し下って、箱根一と言われる急登にかかる。山頂までには
アルミ梯子が12箇所もかかっており、下から順番に番号が振ってある。
奥様は一寸厳しそうであるが、何とか後から付いてこられる。
　山頂は平日にも拘らず、多くの登山客でごった返している。今回は
外ではなく金時茶屋で昼食を取る。私はうどんを頼むが、色んな具が
入っており中々美味である。I氏はカレーライスにトライするが、途中
で汗だくになり放り投げてしまう。聞けば香辛料アレルギーとの事で、
日本人の一番の好物が食べられないとは、インド人も吃驚である。
　富士も一寸霞がかかってきたが、山頂で記念撮影をし下りにかかる。
奥様の膝の関係で、元きた道を辿らず車道をだらだらとひたすら下る。
　今回は、特にハプニングも無く、静かな足柄の秋を満喫できた一日
で有った。

総歩数：24000歩
登りの厳しさ：★★