*** 2002年3月20日,22日 東工大構内の春 ***
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1.桜(本館前) | 2.桜2(本館前) | 3.桜3(本館前) | 4.桜4(本館前) | 5.桜5(本館前) |
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6.桜6(大本館前) | 7.桜7(本館前) | 8.桜8 (緑ヶ丘地区) |
9.白い花 (ハナニラ) (東工大 緑ヶ丘地区) |
10.スミレ1 (ノジスミレ と思われる) (東工大 緑ヶ丘地区) |
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11.スミレ2 (タチツボスミレ) (緑ヶ丘地区) |
12.カラスノエンドウ (緑ヶ丘地区) |
13.陸橋 (緑ヶ丘地区) |
14.花吹雪 (石川台地区) |
15.桜9 (石川台地区) |
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16.後期入試 合格発表1 |
17.後期入試 合格発表2 |
18.花吹雪 (本館前) |
19.桜10(本館前) |
3月22日で東京工業大学の研究員を離れ、4月より高知工科大の教員に就任するに当たり、3月20日(水)/22日(金)の 両日の昼休みに、構内の春の風景を記念に撮影する。今年は地球温暖化の影響か春が異常に早く、18日(月)の時点で 既に桜は5分咲き程度になっている。 先ず20日の昼休みに本館前の桜並木を撮影する。ここは大岡山近辺の桜の名所で、学外からも多数の花見客が訪れて おり、花の下で弁当を開く光景も見られる(23日(土)の朝、NHKで見事な東工大の桜を紹介していた)。 次に陸橋を渡って緑ヶ丘地区に向かう。こちらは未だ桜は見頃ではないが、道端には名前の判からない白い花や 薄紫色のスミレが咲いている。おばさんが”まあ綺麗”と奇声を発しているので、近寄ってみると濃い紫のスミレが 咲いている。私はスミレの名前が判別が出来ないので、別途植物博士のA氏に確認すると、薄紫色がノジスミレ、濃い 紫がタチツボスミレとの事である。3CCDの威力で、通常のデジカメに比べたら色の再現性は良好であるが、未だ銀塩 のリバーサルフィルムとは差が有ると思われる。 次に22日に約半年間滞在した石川台地区の桜を撮影する。風が強く桜吹雪が舞っている。ガードを潜って本館に向 かうと、銀杏並木の下が鳥の糞で真白になっている。ここは野生化した緑色の大型インコのねぐらになっており、夕刻 になると何百羽も止まって奇声を発している。以前テレビでも放映されて印象に残っていたが、ペットを安易に放した 人災であると共に、都内の温暖化の影響で熱帯育ちの鳥が越冬できる様になったのも一因との事である。 本館前の掲示板前では東工大の後期入試の合格発表が行われており、アメフットやボート部員が合格者を胴上げしたり、 縫いぐるみと一緒に記念撮影をしたりしている。何となく気恥ずかしそうに記念撮影の収まる合格者がいる反面、 ”桜散る”の悲哀を味わいつつじっと掲示板を無言で見つめる若者もいる。桜も強風にあおられて散りかけており、 何となく物悲しい雰囲気である。”へこたれずに頑張れよ”と勇気付けてあげたい衝動に駆られる。 今回は東工大を去るに当たり、構内の春の花を中心に撮影した。今後は四国の野山を中心に随時写真を更新して行き たい。