*** 2003年1月3日 ハルピン ***
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1.ハルピン市内01 | 2.ハルピン市内02 (豚足) |
3.ハルピン市内03 (豚鼻) |
4.ハルピン市内04 (野菜) |
5.ハルピン氷祭01 | 6.ハルピン氷祭02 |
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7.ハルピン氷祭03 | 8.ハルピン氷祭04 | 9.ハルピン氷祭05 | 10.ハルピン氷祭06 | 11.ハルピン氷祭07 | 12.ハルピン氷祭08 |
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13.ハルピン氷祭09 | 14.ハルピン氷祭10 | 15.ハルピン氷祭11 | 16.ハルピン氷祭12 | 17.ハルピン氷祭13 | 18.ハルピン氷祭14 |
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19.ハルピン氷祭15 | 20.ハルピン氷祭16 | 21.ハルピン氷祭17 | 22.ハルピン氷祭18 | 23.ハルピン氷祭19 | 24.ハルピン氷祭20 |
2003年1月2日(木)、中国黒龍江省からの本学への博士課程留学候補者追加面接試験のため、F先生と 再度ハルピン(昨年の夏以降3回目)に出かける。中国は旧正月を祝う関係で、元旦のみ休日で2日以降 は平日である。従って我々もそれに合わせて、2日中にハルピンに到着するようにチケットを手配する。 前回の新潟-ハルピン間の直行便(中国北方航空)は、サービスが今一つであったため、今回は高知→ 関空→上海→ハルピン(但し上海‐ハルピン間は中国北方航空)ルートを用いる。これが帰国時にとん でもないトラブルの元となる。 3日に首尾良く面接試験と黒龍江大学の諸先生方との会合を終えた後、市内のデパートにショッピン グに連れて行って頂く。地下の食品売場では、食物を無駄にしない為か珍味を尊ぶのか理由は良く判ら ないが、豚足,豚鼻,臓物まで何でも売っている。また緑鮮やかな野菜も売場にあふれているが、 これは中国南方産ではなく地元の温室栽培品との事である。 その後、世界的に有名(?)なハルピンの"氷塔芸術博覧会"に案内して頂く。当日の気温は-23.5度Cと の事で、何時間耐えられるか心配である。巨大なドームから船まで、全て氷のブロックから出来ており、 そのスケールと労力に圧倒される。また夫々のブロックには色取り取の蛍光灯が埋め込まれていて、 メルヘンチックな光景をかもし出している。氷のステージでは、縫い包みに混ざって台上でロシア美女 が踊っている。私は黙って通り過ぎようとしたが、嘗ての同僚であるI氏が泣いて喜ぶ姿が目に浮かび、 少し粘ってワンショットを物にする。会場内はカチカチに凍っており、少し油断すると転倒しそうにな る。F先生は何回か転ばれたとの事で有ったが、私も一寸した弾みで転倒し大事なデジビデを氷の大地 に放り投げてしまう。ただその後でも撮影可能であった事から、耐寒性と耐衝撃性を兼ね備えた優れ物 である事が証明された。所で、分厚い靴下を2枚も履いているにも拘らず、足の裏がしびれて感覚が無く なって来る。更に頬もこわばってきてまともにしゃべれなくなる。そろそろ潮時と考え、約1時間で退散 する。 今回は留学生の追加面接試験ため、1月2日から4日にかけて年明けのハルピンを訪問した。前回の11月 中旬より更に厳しい寒さであったが、優秀な女子留学生にも巡り合え遠路はるばる来た甲斐が有った。 また極寒期に訪問したからこそ、幻想的な"氷塔芸術博覧会"の光景も撮影するチャンスにも恵まれ、 変化に富んだハルピンの一日を過ごす事が出来た。 (後日談:翌日早朝帰国のためハルピン空港に行ったところ、天候が悪い訳でもないのにフライト(何と 中国北方航空)が突然キャンセルされていた。悪名高い美国のNW(別名ノースワースト)でさえ、代替便 を無償で手配してくれるのに、今回は自腹となりサービスの悪さに呆れ果てた。中国内のローカル便を 利用する際は要注意である。)