*** 2003年3月7日 カンボジア ***

1.ITC01 2.カンボジア
ホテル庭園1
3.カンボジア
ホテル1
4.カンボジア
ホテル庭園2
5.カンボジア
ホテル庭園3
6.カンボジア
ホテル庭園4
7.カンボジア
ホテル2
8.カンボジア
ホテル庭園5
9.カンボジア
ホテル庭園6
10.メコン川 11.カンボジア
ホテル夜景1
12.カンボジア
ホテル夜景2


 3月7日(金)、カンボジア工科大学との国際交流協定締結のため、K先生とバンコク経由で
プノンペンに出かける。今回は昨年12月に続き2回目の訪問であるが、現地滞在僅か1日とい
う強行軍である。午前中に本学との交流協定調印式を済ませた後、日商岩井,日本大使館訪問
と分刻みのスケジュールである。従って、写真を撮る時間的余裕がなかったので、日本大使館
訪問前に戻ったホテルでの一コマと、部屋からの夜景のみ掲載する。
 所で、前回も述べたが、ポルポト政権下では大学教員が略皆殺しにあったため、教員が極端
に不足している。本学の復興にはかつての占領国であるフランスが関わり、現在でも大学の
トップはフランス人である。私の隣に写っているのがそのF学長である。カンボジアではトップ
の本学でさえ、修士課程すら設けておらず、優秀な学生はフランス或いはフランス語圏のベル
ギーの大学院に進学留学することになる。本学ではフランス語を年600時間以上も教える徹底振
りで、かつて東南アジアを支配したフランスの占領政策と変わらない。従って、若手教員は独自
に英語を勉強する一方、母国語であるクメール語による教育を切望している。フランスの支配
から開放し、向学心旺盛な若手教師に最新のテクノロジーを教育するのは日本の使命であると
思う。(後日談:本学で一番優秀な若手教師2名を、高知工科大推薦の国費留学生として、文部
科学省に申請することになった。)

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