*** 2005年3月13日 工石山登山 ***

1.ミツマタの花 2.中間点にて 3.霜柱 4.風倒木 5.記念撮影1
6.Lさん&R君 7.3人の好男 8.4人の美女 9.氷柱 10.ミヤマシキミの実
11.山頂の展望台
にて
12.山頂での
記念撮影1
13.山頂での
記念撮影2
14.三嶺・剣山方面
遠望
15.桂浜方面遠望
16.石槌方面 17.風倒木を
バックに1
18.登山口での
記念撮影


 3月13日(日)、高知市北方に聳える工石山(1176m)に、日本語のK先生,博士課程留学生Sさん(青海省・西寧市出身),
Lさん,S君夫婦(遼寧省・瀋陽市出身),L君(黒龍江省・ハルビン出身),T君(武漢市出身)の計8名で挑戦する。この山は、
昨年5月以来2度目であるが、本年4月より北の大地の大学に転出する関係で、今回が四国最後の登山となる。
 9時15分に土佐山田駅前に集合し、K先生を先導に県道16号線を登山口へと向かう。山岳道路を進むうちに、Lさん及び
L君が車酔いで気分が悪くなり、途中の店で休憩しながら進む。11時頃、登山口(約840m)に到着するが、本日は未だ肌寒
いせいか、駐車場は閑散としている。
 登山口からなだらかな山道を進むと、1cm大の白いカボチャのような花が目に留まる。K先生のお話だと、三叉のようと
のことである。近づいて見ると、全ての幹は3本に枝分かれしている。
 30分程で、杖塚の広場に到着する。ここで暫く休憩を取った後、南回りルートを歩む。登山道の両脇には、高さ5cm程
もある霜柱が立っている。留学生も珍しいのか、写真に収めている。30分程で、奇抜な形の風倒木がある箇所に到着する。
前回は、この近くでK先生が石楠花の花を発見されたが、今はその樹も葉をだらりと下げ精気がない。更に5分程下ると、
"賽の河原"と呼ばれる渓流に辿り着く。ここの休憩所には記帳ノートが置かれており、K先生の御指導の下、Lさんが何か
したしめている。
 この辺りから、やや傾斜がきつくなり、黙々と登っていると、突然Lさんが奇声を発する。何と、登山道に倒れこんだ
倒木に頭をぶつけた模様である。近くでは杉の巨木が根を晒している。昨年何度も襲った台風で、ついに力尽きたのであ
ろう。Lさんの二の舞にならないように、慎重に歩む。
 途中で何回も撮影のための休憩を取ったせいで、午後1時過ぎにやっと工石山山頂(1177m)に到着する。山頂のベンチは
既に占領されていたので、展望台の上で遅い昼食を取ることにする。K先生手作りの赤飯のおにぎりや、留学生の中華料理
を美味しく頂く。そうこうする内に、体が冷えてきたので、記念撮影ののち、北回りコースを下ることにする。
 今回はK先生及び5人の留学生及びその奥様と共に、四国百名山の一つである工石山を訪れた。Lさんの頭部打撲以外に、
大きなハプニングもなく、楽しい一日を過ごすことができた。K先生並びに留学生の御厚情に感謝すると共に、機会があれ
ば北海道の山々に御招待したい。

 総歩数:約18,800歩
 登りの厳しさ:★

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