*** 2005年6月5日 室蘭花の写真 ***

1.エゾヤマツツジ1 2.エゾヤマツツジ2 3.エゾヤマツツジ2 4.ピンクのツツジ
(ドウダンツツジ
(白色)),
ヨドガワツツジ
(ピンクの八重咲き)
5.ヤエザクラ1 6.ヤエザクラ2 7.ヤエザクラ3 8.石楠花1
9.石楠花2 10.タチツボスミレ類 11.シラネアオイ1 12.シラネアオイ2
13.シラネアオイ3 14.ヤマザクラ1 15.ヤマザクラ2 16.黄色のユリ
(エゾカンゾウ)


  6月5日(日)、好天に恵まれたので、カメラをぶら下げて春の風景を撮影に出かける。例年になく低温が
続いたせいで開花が遅れ、6月を過ぎたというのに、まだヤエザクラは満開の状態である。本州に比べて、
1ヶ月半以上遅いであろうか。
 先ず大学のキャンパス内にあるエゾヤマツツジを撮影する。ややオレンジがかった赤で、本州のミツバ
ツツジに比べてより艶やかである。キャンパス内には、何株も植わっているが、私の部屋の真下のものが
一番の大株で、一段と艶やかである。これを、広角ズーム(CANON EF17‐40mm F4L USM)で撮影する。この
レンズは被写界深度が深いので、遠近感を出すにはもってこいである。反面、絞り開放でもややバックが
煩わしく写る。やはり、花のアップには、永年愛用の標準ズーム(CANON EF28‐135mm F3.5‐5.6 IS USM:
修理依頼中)の方が、向いているように思える。 
 続いて、キャンパス内のヤエザクラを撮影した後、 裏山の散策に出かける。通り縋りの民家の庭には、
真っ赤な石楠花が咲いている。正に目にしみるような色合いである。園芸種であろうが、色素細胞過多で
少々毒々しい。ここから脇道に入り急坂を登る。日当たりの良い南斜面には、芙蓉に似た花が咲いている。
薄紫色の清楚な花であるが、葉も大ぶりで実に存在感がある。後日、この花が"シラネアオイ"であること
を知ったが、本州では何と"高嶺の花"とのことである。帰路の別のルートでも何株か見かけたので、この
辺りの低山一帯に、広く分布している模様である。不心得者が盗掘しないことを切に願う。
 尾根を進むと、満開のヤマザクラが目に留まる。鮮やかな新芽と、真っ白な花のコントラストが美しい。
私には、本州のヤマザクラと同種に見えるが、保証の限りでない。何時の日にか、吉野山のヤマザクラを
狙ってみたい。以上、春爛漫の室蘭の花を紹介した。

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