*** 2005年8月23日,24日 レオベン ***
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1.レオベン近郊の町 | 2.レオベン近郊の 民家 |
3.レオベンの裏通り | 4.見晴台 | 5.市の中心部 |
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6.街中のレストラン | 7.街中の風景 | 8.増水したMur川 と教会 |
9.エンジュの花 | 10.白い花 (ナデシコ科) |
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11.アザミまたは ヒゴタイ類 |
12.ムラサキ ウマゴヤシ |
8月23日(火)朝、シェーンブルン宮殿他を散策後、ウイーン中央駅前のヒルトンに戻る。チェックアウト後、グラーツ
/レオベン方面の発着駅である南駅へと向かう。 定刻、特急列車はベルの合図もなく静かにホームを離れる。ショックもなく、まるで流れるようなスタートである。 ここからレオベンまで約2時間の小旅行であるが、後半から"アルプスの少女ハイジ"のような美しいシーンが展開する。 ところが、風光明媚な山中を快走していたところ、急に速度が落ち、橋の手前で停車してしまう。結局、10数分遅れで レオベン駅に到着する。出迎えに来て頂いたProf.W.Eichlsederの話では、一週間前に襲来したサイクロンの名残との ことである。実際に、レオベン近郊でも堤防が決壊し、死者が出たそうである。幸い、サイクロンの中心はスイスに 移動し、天候も回復したようであるが、明日も列車が遅れる可能性があるので、早めにホテルを出るようにアドバイス される。2002年に次いでの大洪水であり、地球温暖化の影響と言われている。 8月24日(水)早朝、また時差ぼけで目覚めたため、列車出発までの合間にレオベン市内を散策する。ホテル前の通りの 奥には、丸帽を被ったような塔が見える。これは嘗ての城郭都市の名残で、敵の来襲を監視するための櫓である。櫓門を 潜り抜け"城外"に出ると、川幅いっぱいに濁流が渦巻いている。本来なら、清流に教会が映える絶好の撮影シーンなので あろうが、次回に期待する。 その後Mur川沿いを散策していると、真っ白な蕾を付けた街路樹に目が留まる。別途WEB上で調べたところ、どうやら "エンジュ"のようである。落花が雪のように路面を覆っている。周辺の道端には、見たこともない野草が咲いている。 特に、白い"サクラソウ"のような花は、実に存在感がある。私には名前が判らないので、Aさんのお力を借りるしかない。 そうこうするうちに、ウイーン行特急列車の出発時刻が迫ってきたので、ホテルへの帰路を急ぐ。 レオベンはこれで4度目であったが、今回初めて彼のお勧めの撮影コースを散策した。彼と愛用の機種(CANON EOS10D) まで偶然同じなのも、何かの御縁であろ。一方、彼から新機種(CANON EOS5D:1280万画素35mmフルサイズCMOSセンサー付) 近日発売のニュースを聞く。待ち焦がれていた機種だけに、何とも気になる情報である。 |