*** 2006年5月3日 鎌倉 ***

1.弓道場
(桂昌院)
2.ウンナンハギ1
(松嶺院)
3.ウンナンハギ2
(松嶺院)
4.ウンナンハギ3
(松嶺院)
5.居士林1
6.ツツジ
(居士林)
7.モミジ 8.露座の石仏 9.ボタン1 10.ボタン2
11.石楠花 12.モミジ1
(舎利殿付近)
13.モミジ2
(舎利殿付近)
14.シャガ 15.黄梅庵庭園
16.セッコク1
(黄梅庵)
17.セッコク2
(黄梅庵)
18.セッコク3
(黄梅庵)
19.セッコク4
(黄梅庵)
20.スジグロ
シロチョウ
(黄梅庵)
21.ヤマブキ
(黄梅庵)
22.観音像
(大方丈)
23.モミジと苔
(三門前広場)
24.ツル
ジュウニヒトエ1
(東慶寺)
25.ツル
ジュウニヒトエ2
(東慶寺)
26.由比ガ浜1 27.ウインド
サーフィン
(由比ガ浜)
28.凧上げ
(由比ガ浜)
29.凧と鯉幟1
(由比ガ浜)
30.凧と鯉幟2
(由比ガ浜)
31.子供達
(七里ガ浜)
32.打ち上げられた
ワカメ
(七里ガ浜)
33.江ノ島2
(七里ガ浜)
34.小田急
片瀬江ノ島駅

 5月3日の午後、春の風景を求めて鎌倉/江ノ島に出かける。先ず最初に円覚寺を訪問する。ゴールデンウイーク真っ只中だけあって、境内は内外の観光客でごった返している。先ず弓道場での練習風景を撮影したあと、松嶺院に向かう。この寺では季節に応じて種々の花が咲き乱れ、別名"花の寺"としても知られている。ここ1年ばかり、本堂改修のためか、観光客に対して門が閉ざされていたが、春まさにたけなわの時期に、開れたことは実に嬉しい。今は、丹精こめた牡丹が見頃であるが、寧ろ可憐なウンナンハギに心を引かれる。一方、松嶺院は著名人の菩提寺としても有名で、作家・開高健,往年の女優・田中絹代,更にはオウム真理教の犠牲になった坂本弁護士一家の墓所がある。
 次に、「居士林」の門を撮影する。"居士"とは、円覚寺のWEBによると在家の禅の修行者を意味し、"林"とは禅道場を指すそうである。従って、この道場では休日を中心に、一般/学生に対して各種座禅会が開催されている模様である。この門前に立つと何か惹かれるものがあり、何時の日にかこの門を潜ってみたいものである。
 中庭の牡丹/石楠花を撮影したあと、一番奥の黄梅庵に向かう。途中のモミジは正に眼にしみいるような鮮やかさである。黄梅庵の門を潜ると、今やセッコクが満開である。永年円覚寺を訪問しているが、実際に写真に収めたのは今回初めてである。観光客も足を止め、清楚な姿に見とれている。
 黄梅庵からの帰路に大方丈に立ち寄る。ここには露座の石仏と共に、観音像を彫った石版が何体か置かれている。中々趣のある彫像であり、既にリタイヤーされたと思われるお年寄りが、望遠で石版を狙っておられる。ただいただけないのは、三脚を使用されていることである。境内では地面の苔や植物を傷めるので、当然三脚の使用は禁止されている筈である。マニアなら場所をわきまえ、手持ちで撮影して頂きたいものである。余計なことかも知れないが、登山時でも花を摘んでいるお年寄りを良く見かける。何をかいわんやである。
 ここから東慶寺,鶴ヶ丘八幡宮を経て江ノ島に向かう。由比ガ浜の沖合いでは、ウインドサーファーが横一列に並んでいる。順番にデモストレーションでも行うのであろうか? また浜辺では季節柄、鯉幟を従えた凧が空を舞っている。所で、逆光の浜辺で何ショットか撮り、液晶画面で確認したところ、四隅が欠けた状態になっている。広角レンズに不適切なフードを付けた時のような画像である(帰宅後、PC上で確認したところ、やはり四隅が欠けて真っ黒になっている)。どうやら、CMOSセンサーの4隅が、一時的に盲になった影響のようだが、何とも頂けない。撮り直しが利かないだけに、早急な対策が望まれる。ここから七里ガ浜を経て、片瀬江ノ島駅に向かう。

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