*** 2006年5月3日,5日 戸塚の花 ***

1.蓮華畑(西俣野) 2.蓮華とミツバチ
(西俣野)
3.蓮華1(西俣野) 4.蓮華2(西俣野) 5.カラスノエンドウ
(西俣野)
6.エンドウ
(まさかりヶ淵)
7.ハマナス
(深谷通信隊)
8.農家のサツキ1
(俣野)
9.農家のサツキ2
(俣野)
10.農家のサツキ3
(俣野)
11.赤い花(俣野)
(ヒメキンギョソウ?)
12.マツバギク
(俣野)
13.ツツジ(俣野) 14.民家のサツキ1
(原宿)
15.民家のサツキ2
(原宿)
16.民家のサツキ3
(原宿)
17.民家のサツキ4
(原宿)
18.民家のサツキ5
(原宿)

 5月3日の憲法記念日、カメラをぶら下げて自宅周辺をウオーキングする。先ず西俣野の蓮華畑に向かう。5年前にも撮影した場所であるが、背景の"五重の塔"に似たタワーは、ホテルから横浜薬科大(今春開校)本館になり、横浜ドリームランド自体は2002年に既に廃園になる等、様変わりしている。しかしながら、西俣野周辺は未だに田園風景が残こる稀有な場所ではある。
 自宅に戻る途中、ビニールハウスの前を通ると、ビニール袋に入ったトマトが並んでいる。但し店番はいなく、勝手に相当の料金を空き缶に入れるだけである。小ぶりのトマト4~5個入りが100円,中ぶりのそれが200円と市価の半値以下である。やはり、後者の方が人気があると見えて、全て売切れである。仕方がないので、小ぶりのトマトを3袋程買い求めようとしたが、生憎小銭が見つからない。辺りを見回すと、丁度ハウスの外で談笑中の3人の御婦人が目に留まる。勇気を奮って両替をお願いしてみる。最初は怪訝な顔をされたが、どうやらこの中の御一人が露店主さんの模様で、新たに中ぶりのトマトを袋いっぱいに詰めて下さる。"お父さんならこの半分だよ。明日も来ているから、また買ってね!"と、正に八百屋さん顔負けの愛想の良さである。
 次に、トマトをぶら下げて農家の前を通ると、サツキが見頃を迎えている。以前、農作業中の御老人に許可を得て、デジタルビデオに収めた記憶がある。今回は御子息と思しき方に断った上で、何ショットか撮影する。その後、畑の側を歩いていると、以前見かけた可憐な赤い花(Aさんによるとヒメキンギョソウ)が目に留まる。当時、この花を銀塩フィルムに収めていたところ、何時の間にか御老人が寄ってこられ、"名前は判かりませんが、毎年この時期になると自然に花が咲きます"とおっしゃったのを思い出す。今回Aさんのお陰で、何年振りかに花の名前が特定できたことは、実に感慨深い。
 5月5日の子供の日、原宿周辺から"まさかりヶ淵"を散策する。原宿交差点近くの民家では、真赤なサツキが歩道に垂れ下がっている。正に"シダレサツキ"とも言うべき艶姿である。この時期になると、嘗て通勤途中のバスの窓から毎年眺めた光景だが、今回タイミングよく初めて写真に収めることができた。次に、知床の名花"ハマナス"を求めて、"深谷通信隊"に向かう。幸運なことに一株だけ花を付けている。所が本日は風が強く、中々シャッターチャンスが訪れない。結局20分ほど粘ったが、止みそうもないので、1/160秒で強引にシャッターを切る。その後、Digital Photo Professionalで原画を確認してみたが、やはり若干ぶれている模様である。WEBに掲載する都合上、大幅なダウンサイジング(3M→229K)をしている関係で、更に不鮮明な画像になることをご容赦頂きたい。

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