*** 2006年10月13日 羊蹄山自然公園 ***

1.公園内の路 2.黄葉 3.ナナカマド 4.羊蹄山1 5.羊蹄山2
6.ヤマブドウ1 7.ヤマブドウ2 8.ヤマブドウ3 9.ヤマブドウ4 10.ヤマブドウ5
11.イロハモミジ1 12.イロハモミジ2 13.イロハモミジ3 14.イロハモミジ4 15.イロハモミジ5
16.イロハモミジ6 17.イロハモミジ7 18.イロハモミジ8 19.カツラ1 20.カツラ2
21.カツラ3 22.新雪の羊蹄山1 23.新雪の羊蹄山2 24.新雪の羊蹄山3 25.洞爺湖

 諸般の事情で、一週間余り世間から隔絶された生活を送っていたが、来週からの現場復帰 に向けて、紅葉狩りを兼ねて羊蹄山自然公園を訪れる。
 10月13日(金)朝室蘭を出発し、一路"真狩村(マッカリムラ)"へと車を走らせる。この村は、 歌手"細川たかし"の故郷として、広く(全国的に?)知られており、彼の銅像や記念館まであ る。所で、この一寸聞きなれない村の名は、アイヌ語の"マクカリペッ"に由来し、「羊蹄山 (マクカリヌプリ)を取り巻く川」を意味するそうである。村を通り抜け、ニセコ方面に10分 程走ると、"羊蹄山自然公園"に到着する。
 本日は平日とあって、園内は閑散としている。背後の羊蹄山山頂付近は、厚い雲に覆われ 姿を見せない。それでも、雲が早く流れており、気長に晴れるのを待つことにする。30分程 経つと、雲の切れ間から雪を被った頂が顔を出すようになる。青空越しに、薄っすらと雪化 粧した山頂が、何とも新鮮に写る。また、裾野の紅葉は既に終わり、白い木肌の"ケカンバ" が散在するのみである。通称"ガレ場"が、今にも崩落しそうで、何とも不気味に見える。
 一方園内では、"ツタウルシ"が姿を消し、"ヤマブドウ"や"イロハモミジ"の紅葉が、正に 見頃を迎えている。そこでこの光景を求めて、園内をゆっくり散策する。私自身は、ここ2ヶ 月ほど、汗をかく運動は禁止されている関係で、一歩一歩踏みしめるように歩く。改めて、 健康の大切さを噛み締める。
 最初は、標準ズームで撮影していたが、見事な"ヤマブドウ"のツタを見つけ、300mm望遠に 切り替える。ところが、シャッターを切ると、ミラーアップしてしまい撮影できない。また、 露出も明らかに不良である。それでも、マニュアルでは、シャッターが切れる場合があるの で、液晶モニターで露出を確認しつつ、落ち着いて撮影する。デジタルならではの、想定外 のトラブルである。ただ、この一眼レフ・デジカメ(CANON EOS5D)は、購入して1年も経って いないのに、早くも検査入院が必要な模様である。1時間半程、園内を巡ったのち、羊蹄山 自然公園を後にする。
 今回は、現場復帰前のウォーミングアップとして、羊蹄山自然公園内を散策した。想定外 のカメラトラブルもあったが、何とか新雪を頂く羊蹄山や見事な紅葉を、写真に収めること が出来た。今後暫くは撮影を控えるが、機会があれば、羊蹄山周辺の雪景色を狙ってみたい。

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