*** 2008年10月12日 羊蹄山 ***

1.羊蹄山1
(羊蹄山自然公園)
2.羊蹄山2
(羊蹄山自然公園)
3.羊蹄山3
(羊蹄山自然公園)
4.南コブ展望台
コース1
5.紅葉
(羊蹄山自然公園)
6.ツタウルシ1
(南コブ展望台コース)
7.ツタウルシ2
(南コブ展望台コース)
8.南コブ展望台
コース2
9.ヤマモミジ1
(南コブ展望台コース)
10.ヤマモミジ2
(南コブ展望台コース)
11.ヤマモミジ3
(南コブ展望台コース)
12.黄葉1
(南コブ展望台コース)
13.黄葉2
(南コブ展望台コース)
14.黄葉3
(南コブ展望台コース)
15.ナナカマドの実
(南コブ展望台コース)
16.ツタの紅葉
(南コブ展望台コース)
17.羊蹄山4
(南コブ展望台)
18.羊蹄山5
(南コブ展望台)
19.羊蹄山6
(南コブ展望台)
20.羊蹄山7
(南コブ展望台)
21.昆布岳
(南コブ展望台)
22.羊蹄山自然公園
(南コブ展望台)
23.山麓の紅葉1
(南コブ展望台)
24.山麓の紅葉2
(南コブ展望台)
25.ウスノキ1
(南コブ展望台)
26.ウスノキ2
(南コブ展望台)
27.ウスノキ3
(南コブ展望台)
28.真狩コース1
(2合目)
29.真狩コース2
(2合目半付近)
30.ツタウルシ4
(3合目付近)
31.尻別岳
(3合目付近)
32.ツタウルシ5
(3合目付近)
33.ヤマモミジ3
(3合目付近)
34.ツタウルシ6
(3合目付近)
35.ツタウルシ7
(3合目付近)
36.ツタウルシ8
(3合目付近)
37.ナナカマドと
ダケカンバ
(3合目付近)
38.尻別岳2
(3合目付近)
39.徳舜瞥
(3合目付近)
40.ツルタチツボ
スミレか?
(4合目手前)
41.真狩コース3
(4合目)
42.ハイオトギリ
(4合目付近)
43.ノウイチゴ
(5合目手前)
44.ダケカンバの
先の昆布岳
(5合目付近)
45.真狩コース4
(5合目)
46.野焼き
(5合目)
47.昆布岳遠望
(5合目付近)
48.花の終わった
ヤマハハコ
(3合目付近)
49.ツタウルシ9
(3合目付近)
50.黄葉2
(2合目半)
51.真狩コース5
(2合目付近)
52.真狩コース6
(2合目付近)
53.真狩コース7
(2合目付近)
54.黄葉3
(1合目付近)
55.黄葉4
(1合目付近)
56.黄葉5
(1合目付近)
57.真狩コース
登山口
58.ナナカマド1
(羊蹄山自然公園)
59.ナナカマド2
(羊蹄山自然公園)
60.ナナカマド3
(羊蹄山自然公園)
61.ナナカマド4
(羊蹄山自然公園)
62.イロハモミジ1
(羊蹄山自然公園)
63.イロハモミジ2
(羊蹄山自然公園)
64.イロハモミジ3
(羊蹄山自然公園)
65.イロハモミジ4
(羊蹄山自然公園)
66.イロハモミジ5
(羊蹄山自然公園)
67.イロハモミジ6
(羊蹄山自然公園)
68.イロハモミジ7
(羊蹄山自然公園)
69.イロハモミジ8
(羊蹄山自然公園)
70.羊蹄山7
(羊蹄山自然公園)

 10月12日(日)、三連休の中日、紅葉を求めて羊蹄山に向かう。9月14日に、図らずも山頂を極めた勢いで、あわよくば登頂を狙う魂胆である。ただ、前回の反省を踏まえて、初日は試登に留め、翌朝近場からアタックする計画である。そこで、羊蹄山周辺の宿を、急遽WEB上で検索した所、3連休の真っ只中だと言うのに、何と留寿都村の格安ペンションに、空部屋が見つかる。まるで、狐につままれたようでもあるが、特に詮索しないで予約する。これが大失敗の元で、2度目の羊蹄山登頂が、夢に終わる。
 8:30、目覚めると、そこそこの好天で、早速身支度をして真狩村に向かう。通いなれた道を1時間ほど走ると、5合目辺りまで雪化粧をした羊蹄山が現れる。ただ、山頂付近は厚い雲に覆われ、積雪状態は不明である。10時半頃、羊蹄山自然公園に到着する。
この一番奥が、本来の登山口(標高399m)であるが、遥か手前の間道を抜けて、先ず南コブ展望台に向かう。本道とは異なり、行き交う人は殆ど無く、静かに紅葉を楽しむには、格好の場所である。また、登っている最中にも、真っ赤なナナカマドの実や、ヤマモミジの黄葉が舞い落ち、時々刻々秋の深まりを実感できる。
 1時間余りで、南コブ展望台に到着する。早速、羊蹄山に望遠レンズを向けると、新雪に覆われたガレ場が、眼前に迫る。ただ、山頂付近は厚い雪雲に覆われ、登頂を果たすには、本格的な冬装備が必要であろうか。遥か西方には、優美な山容の昆布岳が望める。登山意欲を駆り立てる、中々魅力的な山である。眼下の羊蹄山自然公園には、紅葉と黄葉が点在している。また、先程登ってきた樹林帯は、カラフルなモザイク模様を見せている。ここで絶景を眺めつつ、簡単な昼食をとったあと、本道との合流点(2合目付近)へと向かう。
 本道に入り、ダケカンバの樹林帯を、黙々と進む。3合目を過ぎた辺りから、急に視界が開け、道南の山々が展開する。登山道下の斜面には、大木に絡まったツタウルシが、艶やかな色彩を放っている。更に進むと、真っ赤なナナカマドの大木が目に留まる。
ダケカンバの黄葉をバックに、悠然と風にそよぐ姿に、風格さえ感じられる。また、龍の姿にも似た枯木が、道南の風景に独特のアクセントを添えている。暫く道草したせいか、4合目への登りが何ともきつい。足元をふと見ると、可憐なスミレが目に留まる。
秋にスミレとは、何とも不思議な気がするが、良く見るとツルで繋がっている。秋に咲くスミレがあるかどうかも含めて、名前の特定を、スミレ博士のAさんにお願いしたい。
 14:00、何とか4合目に辿り着く。ここで暫し休憩していると、中年の方が下山してこられる。山頂の状況を伺うと、視界が利かず、滑りやすくて危険だったとか。次に、父娘と思しき2人組とすれ違う。声をかけると、この悪条件下で、何と登頂を果たされたとのこと。ただ笑いながら、今回は7合目が山頂と仰る。所で、前回大山氏と登った際は、ここで引き返したが、まだ時間に余裕があったため、更に5合目(標高1120m)を目指す。高度が上がるにつれ視界が開け、昆布岳が再び姿を現す。そこで、もし明日、羊蹄山が無理なら、昆布岳を目指すことにする。
 14:30、5合目に到着する。ここで、下から追ってきた若いカップルに、道を譲る。中々の重装備で、相当の体力の持主と見たが、これから9合目の非難小屋に、向かわれるとのことである。私自身は、帰路の時間を考えると、ここが限界と悟り、引き返すことにする。1合目辺りまで下ってくると、夕日を背に黄葉が輝いている。ただ、このシーンの撮影は中々難しく、以前機内でお会いしたKさんのように、逆光を旨く捉えられない。それでも、比較的雰囲気の出ている写真をWEBに掲載する。更に、羊蹄山自然公園のイロハモミジをじっくり撮影して、本日のお宿・格安ペンション(カメムシの部屋)に向かう。

総歩数:約15,000歩
登りの厳しさ:▲▲(4合目付近)

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