*** 2014年4月11日 水戸かたくりの里公園 ***
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4月11日(金)、桜川の第一陣の山桜が見頃となったため、昨年同様大山さんと高峯山麓に向かうことにする。また、WEB情報によれば、同時期、水戸市有賀町の"かたくりの里公園"でも、"かたくり祭"が開催されているとか。そこで、今回は昨年と異なり、先ず水戸市内の"かたくりの里公園"を訪問したあと、高峯山麓の池亀/平沢の里を巡り、最後に時間が許せば、"雨巻山(標高533.3m)"の登頂も果たす計画である。いずれにしても、前回よりも盛り沢山な内容と言えよう。 7:20、ナビをセットし、待ち合わせ場所の"かたくりの里公園"を目指す。距離にして約150㎞、首都高速の万年渋滞を考慮すると、2時間半というところか。だが、一部で渋滞に巻き込まれただけで、略定刻に現地に到着する。早速大山さんと落ち合うと、自宅ひたちなか市を早目に出た関係で、大分前に到着したとか。思えば、かたくりの大群落を撮影するのは、Aさん他と訪問した"梅ノ木平"(2001年4月7日参照)以来だが、巾4~5m程の側溝を隔てた斜面では、数多の"かたくりの花"が風に揺れている。何とも壮観であり、願わくば、近場からアップで撮影したい所だが、この側溝のせいで近づけない。仕方がないので、超望遠420mm(300㎜望遠×1.4倍エクステンダー)をメインに撮影する。ただ風が強いので、脇を締め息を殺した状態で、風が治まる一瞬を待って、高速(1/400~1/500秒)でシャッターを切る。考えてみれば、まるで本丸の"かたくり"を守るかのように、堀(側溝)が配置されている関係で、人が容易に近づけず、この貴重な群落が守られたとも言えよう。改めて、公園内の立看板を斜め読みすると、県内最大級の面積を有し、住民こぞって保護活動に勤しんでおられるとか。桜川市の山桜同様、地元の方々の丹精の結果であるが、何れにしても、心ない観光客によって、この貴重な自然が破壊されないことを、願うばかりである。ふと時計に目をやると、既に10:40に近づいている。早目に付いた大山さんも、十分撮影を堪能したとみえて、何となく手持無沙汰の模様なので、そろそろ次の目的地・池亀に向かうことにする。 |