*** 2017年1月17日 菜の花満開の吾妻山公園と富士山 ***
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1月9日(月)早朝、偶々テレビを付けたところ、JR二宮駅近くにある"吾妻山公園"内に、"菜の花"が開花している旨をレポートしていたので、頃合いを見計らった結果、1月17日(火)午後、撮影に出かけることにする。私自身は、"菜の花"は早春に咲くものとばかり思っていたが、厳冬期の一月初旬に見頃を迎えるとは正に驚きである。改めてネット上で検索したところ、この公園には早咲き種の6万株余りが植えられているとか。これがどれ位の規模か想像がつかないが、15年程前に訪れた中国"青海湖(標高3200m)"周辺の菜の花畑(2003年7月27日参照)には、遥かに及ばないと考えられる。何れにせよ、今回は雪を頂いた富士とのコンビネーションが、何とも楽しみである。 13:00、JR二宮駅南口に駐車し、ここから線路沿いの道を西に7分程歩くと、公園入口(梅沢口)が現れる。ここが、公園に至る最短ルートのようだが、この先に約300段の階段が待ち構えている。標高差にして約100m/所要時間15分というところか。階段の勾配は、"愛鷹山"程ではないものの、中々厳しい登りであり、途中で汗が噴き出してくる。そこで、ダウンジャケットをザックに押し込み、一歩一歩踏みしめるように登っていくと、立派な"吾妻山神社"が現れる。だが無人の模様で、参拝することなく脇道をそのまま登ると、急に視界が開け、"吾妻山公園"に躍り出る。公園手前の木の間からは、光り輝く相模湾が望める。更に、緩やか坂道を登っていくと、"菜の花"の濃厚な香が漂ってくる。見上げると、艶やかな"菜の花"が西側斜面いっぱいに咲いており、その背後には、雪を頂いた富士や懐かしき箱根外輪山も眺められる。やはりこの絶景は、吾妻山公園でしか味わえないことが実感できる。ただ、規模からすると、青海湖に比べるべくもないが、青海湖の場合、蜂蜜と菜種油の採集が主目的と考えられるので、大規模にならざるを得ないということになろう。以降、周りの観光客からも、"来て良かったね!"なる歓声が聞こえてくる。公園内で、50分近くも撮影に熱中したであろうか。体が冷えてきたので、そろそろ元来た道を下ることにする。 機会があれば、近場の"曽我梅林"から、紅梅と富士の絶景も狙ってみたい。 ★活動量計データ(上り階段数:780,早歩き歩数:2,952,総歩数:6,357,歩行距離:5.0km,活動カロリー:722kcal,一日総消費カロリー:2,411kcal,脂肪燃焼量:30.3g) |