*** 2019年8月2日 芦屋ロックガーデンと建替え中の山中 ***
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8月2日(金)、法事のため車で帰省中、墓参りを済ませたのち、久々に"芦屋ロックガーデン"まで足を延ばすことにする。更に、先日同窓生のK.Nさんから、母校の"山手中学校(以下山中)"が建替え中と聞いていたので、帰路立ち寄ることにする。 16:20、"高座の滝"手前に駐車し、猛暑の中、ここから登り始める。思えば、"いすゞ自動車"を退職する直前、記念にWさん/Mさん/Aさんと共に訪れて以来(2001年8月13日参照)なので、あれから早18年が経過したことになる。だが、当時と同じく熱中症の心配があるので、無理をせず適当な地点から引き返すことにする。写真を撮りつつ、ゆっくりしたペースで登っていると、若者の男女三人組が、さっと追い抜いていく。顔からすると、中学生のようなので、場所柄、母校の後輩の可能性もあるが、敢えて声を掛けないことにする。久々に眺める"高座の滝"は、十分な水量があり、それなりの景観を保っている。この脇を曲がると、石段が始まり、一歩一歩踏みしめるように登っていく。何度も通った道だが、年々きつくなり、汗も吹き出してくる。それでも、巨石の脇にある"石の祠"を撮りつつ、更に数分登ると、背後に"茅渟の海"が広がっている。40倍ズームで覗くと、"芦屋浜のマンション群"が眼前に迫り、まるで、"豊洲"と見紛うばかりである。一方、JRより北側の住宅地域は、阪神大震災以降、宅地が次々と売却され、大手業者の駐車場へと変貌しつつあり、最早高級住宅地の佇まいは感じられない。我に返って、この辺りが体力の限界と悟り、"風吹岩(標高437m)"到達は諦め、野生猪撮影のため"砂防ダム"に立ち寄ることにする。だが、到着してみると、猪の姿は見られず、ひっそりしている。嘗て猪が屯していた場所にも、長い青草が生え、彼らも何処かに引っ越してしまったようである。よって、ここから"高座の滝"に戻ることにする。 16:50、長い坂道を下り、"山中"旧校門前に到着すると、工事関係者の方が、入場規制をしており、ここで行き止まりである。ただ、中々親切そうな方なので、卒業生と名乗って、暫く見学させて欲しい旨を伝えると、下の駐車場を指示される。この方によると、建替え完了は約2年先とのことで、山中自体は休校になっている訳ではなく、南側の仮校舎で授業が行われているとか。我々の頃とは違って生徒数が減少した関係で、このような小さな校舎でも、授業が成立するようである。そこで、車を校内駐車場に留め、工事中以外の場所を見学させて頂くことにする。嘗てのグランドは、現在も使用されている模様で、その周りを一周することにする。正面には"城山(鷹尾山)"が鎮座し、グランド奥には懐かしきプールが見られる。現在は、防火用水の機能しか果たしていないようであるが、ふと、このプールで、国体級の選手であった体育の先生が、練習されていた姿を思い出す。裏山の"会下山"と先程の"城山"の間からは、"荒地山(2002年4月20日参照)"が顔を出している。ここから、買物のため、JR芦屋駅傍の"大丸"に向かう。ここの駐車場も、大手駐車場業者の所有物となり、百貨店への連絡通路が閉鎖されてしまっている。 |