*** 2019年9月11日 案山子コンテストと動植物 ***

1.案山子コンテスト
案内板
2.カカシ1
(トイストーリー)
3.カカシ2 4.カカシ3
(ドラえもん1)
&4
(ソメイティ)
5.カカシ5&6 6.カカシ7
(チコチャン)
7.カカシ8
(アンパンマン)
8.カカシ9
(大坂なおみ)&10
9.カカシ11&12
(ドラえもん2)
10.カカシ13&14
11.カカシ15&16 12.カカシ達と
天王森泉公園
13.ハナトラノオ1 14.ハナトラノオ2 15.ハナトラノオ3 16.急斜面の倒木
&傾木1
17.落葉/折枝に
覆われた山葵田
18.幹折れ 19.急斜面の倒木
&傾木2
20.キキョウ1
21.キキョウ2 22.白花のキキョウ 23.ダイサギ1 24.ダイサギ2 25.カルガモ 26.センニンソウ1 27.センニンソウ2 28.アオサギ 29.コサギ1 30.コサギ2

 9月11日(水)、台風15号(横浜最大瞬間風速:41.8m/sec.)が去って二日経ったので、ポケデジを忍ばせて被害状況の把握に出かける。台風襲来前日、カカシ達を写真に残すため訪れた際には、既に殆どのカカシ達は撤去されていたので、本日が改めての対面となる。だが、何時もの通り、"くわくわ森"を経て現場に向かおうとしたところ、何とこの森は進入禁止になっている。説明書によると、倒木や折れ枝が散乱したままで、歩くのは危険なためのようである。仕方がないので、回り道をして、青空会場に向かうことにする。
 15:11、"案山子コンテスト"会場に到着すると、何事も無かったかのように、昨年(2018年9月18日参照)より若干少ない16体のカカシが、整然と並んでいる。背後の稲も、強風に薙倒された様子もなく、順調に実りの秋を向かえたようである。これらのカカシを、独断と偏見で評価してみると、写真No.2の"トイストーリー",同No.6の"チコチャン",同No.8の"大坂なおみ"が中々の力作と言えようか。写真を撮り終え、"天王森泉公園"の裏庭に回ると、木陰に直立する"ハナトラノオ"が目に留まる。だが奥に進むと、殆どが倒れて横を向いており、場所によって、随分被害状況に差があることが分かる。更に、奥の急斜面では、"ヤマザクラ"と思しき大木が、倒れ掛かっており、その近くでは、幹の中程で折れてしまっている木も確認できる。何とも凄まじい光景であり、これだけだと、昨年の台風24号より被害甚大のように見える。それでも、花壇の"キキョウ"は、花弁が傷つくこともなく、凛とした姿を保っている。この差がなぜ生じたのか、新たな疑問が湧いてきたが、それはさておき、新たな被写体を求めて、"境川遊水地公園"に向かうことにする。
 15:35、"下飯田ビオトープ"まで来ると、様々な鳥達が、のんびりと羽根を休めている。40倍ズームで狙うと、茶褐色の鳥が"カルガモ"、白色のそれが"ダイサギ"と分かる。台風の際には、如何にして強風に耐えたのかは不明だが、ある意味、人間より災害に強い生物と言えそうである。グランドを一周していると、外来植物(2019年5月22日参照)が消えた土手に、新たな白花が咲いている。これまで見かけたことがないので、改めてネット上でチェックしてみると、どうやら"センニンソウ"のようである。Wikipediaには、この名は、痩果(そうか)に付く綿毛を、仙人の髭に見たてたことに由来するとある。だが、別名"ウマクワズ"とも言われ、牛馬が絶対に口にしない有毒植物とか。Aさんによると、キンポウゲ科で、この科に属する植物は、"アルカロイド"を多く含み、有毒種が多いとか。考えてみれば、北海道でよく見かけた"シラネアオイ(2009年6月28日参照)"や"カラマツソウ(同)"も、キンポウゲ科であり、有毒ではあるが、美しい花が多いようである。ここを三周して、"下飯田ビオトープ"まで戻って来ると、今度は、"アオサギ"が悠然と岸辺に立っている。渡り鳥が飛来するには未だ間があるので、今が"サギ類"と"カルガモ"の天下というところか。ここから、元来た道を戻る。途中の、境川では、"コサギ"が餌取に勤しんでおり、その先の"俣野ビオトープ"の中州には、"コサギ"のコロニーらしきものも確認できる。つまり、先程の"ダイサギ"と"コサギ"で、縄張りが異なることを表しているようである。

★活動量計データ(上り階段数:220, 早歩き歩数:10,860, 総歩数:13,378, 歩行距離:10.5km(本年累計:1358.7km), 活動カロリー:760kcal, 一日総消費カロリー:2,454kcal, 脂肪燃焼量:37.1g) 

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