*** 2020年2月12日 冬の舞岡公園 ***

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1.田圃 2.白梅1 3.白梅2 4.白梅3 5.白梅4 6.白梅5 7.白梅6 8.白梅7 9.白梅8 10.白梅9
11.小谷戸の里
入口
12.小谷戸の里
広場
13.納屋1 14.母屋の雛飾り1 15.母屋の雛飾り2 16.母屋の雛飾り3 17.子供用おもちゃ 18.母屋の雛飾り4 19.母屋の雛飾り5 20.酒を飲む翁達
21.納屋2 22.廊下 23.ミシン 24.囲炉裏 25.納屋3 26.カマド 27.アカバナマンサク1 28.アカバナマンサク2 29.アカバナマンサク3 30.アカバナマンサク4
31.紅梅1 32.紅梅2 33.フクジュソウ1 34.フクジュソウ2 35.フクジュソウ3 36.シジュウカラ1 37.シジュウカラ2 38.シジュウカラ3 39.半鐘 40.ロウバイ1
41.ロウバイ2 42.ロウバイ3 43.ロウバイ4 44.ロウバイ5 45.ロウバイ6 46.紅梅3 47.紅梅4 48.ヤマガラ1 49.ヤマガラ2 50.地蔵

 2月12日(火)、穏やかな晴天が続く中、長閑な冬景色を求めて、何時もの"舞岡公園"に出かける。この時期、公園には多くの鳥マニアが押し寄せ、"小谷戸の里"辺りの湿地帯では、カメラの放列が見られるが、私自身は鳥に拘束されることなく、自然の風景を順次追うことにする。
 14:07、南門から公園に入り、階段を下りて行くと、田圃の脇の"白梅"が満開を迎えている。何気ない光景ではあるが、青空に映える白梅は、生命の息吹を感じさせる。畦道を伝って"小谷戸の里"に向かうと、門の奥に、多くの小学生と思しき集団が、整列している。校外学習の一環であろうが、校名を確認することなく母屋に向かう。敷居を潜ると、座敷の奥に、三つの雛飾りが並んでいる。普段見かけない華やかな光景なので、係の方に断ったうえで、座敷に上がらせて頂く。この方によると、右奥の段にある"酒を飲む翁達"は、大変珍しいとか。これらを撮り終え、廊下に出ると、その奥に便所が見られる。ふと、幼少期を過ごした田舎の家が思い浮かぶ。流石に"囲炉裏"はなかったが、3基のカマドが並んでいたのを思い出す。裏側に回ると、"アカバナマンサク"が花開いており、その奥の日当たりの良い場所に、艶やかな"フクジュソウ"が並んでいる。この光景を撮影後、"小谷戸の里"を出ると、近くの湿地帯の周りに、20人程もの"鳥マニア"が集まっており、一斉に芦原にレンズを向けている。白内障を患う私には、何を狙っているのか判別不能だが、その反対側の水車小屋付近にも、数名のマニアがカメラを構えており、その話声から、"シジュウカラ"の名前が聞こえてくる。私は、その脇を通り過ぎようとしたところ、"チッチ"と鳥の鳴き声が背後から聞こえてくる。振り向くと、2m程離れた木の上に"シジュウカラ"が留まっている。これ幸いとポケデジを取り出し、枝を飛び交う姿を撮影する。解像度は大型カメラに及ばないものの、咄嗟の場合に機動力を発揮できるのが、ポケデジの利点と言う所か。
 14:40、火の見櫓が残る"瓜久保"の門を潜ると、棚田の奥に黄色の花が確認できる。この時期、いつも見かける"ソシンロウバイ"であるが、近寄ってみると、濃厚な香りが漂っている。名前に"バイ"とあるので、梅の仲間かと思われがちだが、Wikipediaによると、"クスノキ属ロウバイ科"とあるので、香りも"クスノキ(樟脳の原料)"に近いのかもしれない。"瓜久保"に入ると、"紅梅"から甘い香が匂ってくる。やはり、"バラ科"の花は、"ロウバイ"とは大分異なる香りがするようである。ここから、坂道を登って、"みずき休憩所"に向かっていると、突然スズメ位の小鳥が飛び出してくる。頭部に黒い筋が有り、胴体が茶色であることから、"ヤマガラ"と考えられる。"ハクセキレイ"のように、人間を恐れない模様で、1m程先で枝の間を飛び交っていたが、瞬く間に藪の中に隠れてしまう。ここから尾根道を通って駐車場に戻る。

★活動量計データ(上り階段数:500,早歩き歩数:4,872,総歩数:8,153,歩行距離:6.4km(本年累計249.2㎞),活動カロリー:805kcal,一日総消費カロリー:2,499kcal,脂肪燃焼量:36.8g)

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