*** 2021年6月14日 梅雨時の花々 その1 ***
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6月14日(月)、梅雨入り宣言が未だ無い中、何時もの通り散歩に出かける。この時期、梅雨時を代表する"アジサイ"だけでなく、芳香を放つ"クチナシ"や、アザミのお化けのような"アーティチョーク"も咲き始めており、被写体には事欠かないと言えそうである。 13:35、俣野公園からウォーキングを開始する。先ず坂道を下って、曹洞宗"福泉禅寺"に参拝したのち、戸塚の里に向かうことにする。途中"ウグイス"の声が随所でするが、"ガビチョウ"の声は何故か聞こえない。"ウグイス"との縄張り争いに敗れて、何処かに去ってしまったのであろうか。そんな余計なことを考えている内に、"戸塚の里"に到着すると、農家の畑の隅に、狙いの"アーティチョーク"が咲き始めている。この蕾は、フランス料理の材料になるようだが、摘み取られた形跡が無いので、花の観賞用に植えられたようである。ここから、境川遊水地公園を一周して天王森泉公園に向かうことにする。 14:05、"下飯田ビオトープ"に到着すると、グランド脇の小池で、"ミズキンバイ"が花開いている。ネット情報によると、有史以前に中国から日本に紛れ込んだ"史前帰化種"とか。現在では、"在来種"の絶滅危惧種にとして大切に保護されており、戸塚区周辺の河川では移植も試みられているとか。だが、池の大半を"ミズキンバイ"が覆い、今淡路島で大問題になっている"ナガエツルノゲイトウ"同様、中々生命力旺盛のように見える。グランドを一周して、支流の和泉川を遡ると、歩道の脇を"ハルシャギク"が覆っている。北海道で猛威を振う"オオハンゴンソウ(2005年8月18日~20日参照)"の約1/3位の大きさだが、繁殖力は同様に凄まじいようである。ここから、近くの"天王森泉公園"に向かう。 14:28、公園の門を潜ると、入場者数を記録する台が置かれているが、平日とあってか、私が最初の記入者となる。奥に向かうと、掃除をしておられる女性の方に出くわす。軽く会釈を交わし、奥の湧水地に向かうと、水辺に薄青色の"ワスレナグサ"が咲いている。これが今年の見納めと思い、極限まで近づいてスマホで撮影する。戻ってきたところで、先程の方と鉢合わせしたので、断りもなく入ったお詫びを言ったところ、『旨く撮れましたか?靴は濡れませんでしたか?』と、むしろ心配して下さる。何とも心優しい方である。少々立ち話をしたあと、他の花々を撮影して公園を離れる。なお、No.39の"ユウスゲ"については、Aさんからコメントがあったので、今後の宿題としたい。 14:50、"くわくわ森"の階段を登りきると、赤く色付き始めた"ヤマアジサイ"や、濃い赤紫色や青紫色の"ガクアジサイ"が目に留まる。品種改良の結果、素朴な白から艶やかな萼へと変貌した模様で、改めて"ガクアジサイ"の多彩な色合いに興味が湧く。一方、今年はコロナ禍にあって、有名な紫陽花寺では、観光客の密を避けれ為、総数1万にも及ぶ花芽を全摘したとか。お寺の方も、愛情込めて育てた花なら、単純に廃棄するのではなく、一般の人にも見てもらえるよう、ネット配信やテレビ中継等も考慮すべきであった気がしてならない。病院も含めて、一事が万事、内向きの対応しかできないのが気になるところである。そんな余計なことを考えつつ家路を急ぐ。 ★活動量計データ(上り階段数;190,早歩き歩数;10,784,総歩数;14,521,歩行距離:11.4km(本年累計:887.0km),活動カロリー;772kcal,一日総消費カロリー;2,432kcal,脂肪燃焼量:43.0g) |