*** 2024年12月2日 師走の紅葉散歩 その1 (椛と櫨と野鳥達) ***
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12月2日(土)、先日の舞岡公園に続き、俣野公園も紅葉が見頃になったので、ポケデジを持ってウォーキングに出かける。今回は右股関節周りの筋肉痛が特効薬のお陰で軽減してきたので、立ち止って野鳥を撮影する際にも、支障を来すことはなさそうである。 12:38、先ず俣野公園の樹林帯に向かうと、イロハモミジが西日を受けて、真っ赤に輝いている。周辺には10数本の大木があり、舞岡公園程壮観ではないものの、それなりの美しさを見せている。数分で様々な姿を撮影したのち、霊園を抜けて"くわくわ森"に向かうことにする。園内では、小春日和とあってか、方々から野鳥の声か聞こえてくる。偶々舞い降りた野鳥を追うと、鳴き声と仕草からシジュウカラと分かったが、近くの低木先端にはモズも留っている。 13:14、くわくわ森の北口に到着すると、ガマズミが真紅の実を多数付けており、これから野鳥達の貴重な餌となるのは言うまでもない。森の奥に向かうと、"ウワズミザクラ"の高木が西日を受けて黄金色に輝いており、この光景を捉えたのち、既に落葉している可能性大だが、"ハゼノキ"も覗いてみることにする。現場に到着すると、逆光に映え正に"燃えるような色合い"を見せており、椛にはない妖艶な美しさが感じられる。ネット情報によると、平安末期の西行の山家集に、『山ふかみ 窓のつれづれ とふものは 色づきそむる はじの立ち枝』とあり、和歌にも謡われた美しさであったことが分かる。この姿を様々な角度から撮影したのち、階段を下って天王森泉公園に向かう。その脇には、ヤブコウジやセンリョウが彩を添えている。ここから天王森泉公園に立ち寄り、艶やかな"コンギク"を撮影したのち、元来た俣野公園に戻る 14:10、俣野公園の池の到着すると、カワセミと鉢合わせになったが、目にも止まらぬ速さで姿を隠してしまったので、その姿を見失う。それでも暫く待っていると、姿を現し池の東端へと飛び去ったので、刺激をしないようそっとその姿を追うことにする。結局10数枚撮影した中から、3枚を掲載させて頂く。更に園内を巡っていると、低木の枝の間から、二羽の茶色の鳥が垣間見える。当初、前回見かけた"ジョウビタキの雄"かと思ったが、頭部の色合いが異なるので、初めて見かける"ヤマガラ"のようである。その内、地面にも下りてきて枝の間を飛び交っており、"ハクセキレイ"同様、余り人を恐れない野鳥のようである。結局本日は5種類の野鳥に出会えたことになり、春の白内障手術で視認性が高まった結果と言えようか。 ★活動量計データ(上り階段数:30, 早歩き歩数:5,212, 総歩数:8,425, 歩行距離:6.6km(本年累計:1444.6km), 活動カロリー:767kcal, 一日総消費カロリー:2,415kcal, 脂肪燃焼量:34.3g) |