*** 2016年1月10日 空中散歩5 ***
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1月10日(日)、母の病気見舞いのため空路で帰省する。本日は晴天、羽田空港上空にも、雲一つない青空が広がっている。この分だと、富士山も優美な姿を、惜しげもなく見せてくれそうな気がする。 11:00定刻、ANA021便は駐機場を離れ、一路伊丹空港に向かう。10数分でシートベルトサインが消えると、眼下に"江の島"が望める。その先には、"富士山"が垣間見えるが、残念ながら、唱歌の如く"真白き富士の嶺"ではない。紺碧の"芦ノ湖"を過ぎ、正面に"富士山"が望めるようになると、巨大な"宝永火口"が眼前に迫る。画像からも、火口は上下3段に分かれており、最大の第一火口(2010年8月24日参照)は、山頂部より径が大きいことが確認できる。NET情報によると、火口上端/下端の標高が夫々3150m/2100mと、富士山全体の約1/3も占めており、約300年前の噴火が、如何に大規模であったか窺い知ることができる。ただ、クレーター内には積雪は全く見られず、その原因が、すり鉢形状にあるのか、地熱のせいなのか、不明である。また真南にある"愛鷹山(最高峰1504m)"も、全く積雪は見られず、褐色の山肌を見せている。次に、南アルプスの連山が現れるが、山頂付近が雪に覆われているのみで、まるで、初夏のアルプスのように見える。やはり、暖冬の影響であるのは、間違いなかろう。以下、個々の写真の説明は不要と思われるので、この辺りで留め置く。 (注) No.22~24は2015年11月15日撮影 |