*** 2019年10月13日 台風一過の天王森泉公園と境川遊水地 ***

1.天王森泉公園1 2.天王森泉公園2 3.ホタルガ 4.アメジスト
セージ1
5.アメジスト
セージ2
6.フジバカマ 7.ナデシコ 8.タイワン
ホトトギス
9.ベニバナ
ゲンノショウコ
10.天王森泉公園正門
11.境川遊水地
下飯田
ビオトープ1
12.境川遊水地
下飯田
ビオトープ2
13.境川遊水地
下飯田
ビオトープ3
14.境川遊水地
下飯田
ビオトープ4
15.大山1&丹沢 16.大山2 17.富士山 18.下飯田ビオトープ
テニスコート
19.泥水の境川 20.俣野公園のニシキギ

 10月12日(土)、先月の巨大台風15号に引き続き、二十年来と言われる超巨大台風19号(横浜最大瞬間風速43.8m/sec.)が襲来したので、台風一過の13日(日)、"境川遊水地"方面に状況把握に出かけることにする。前日の首都圏ニュースでは、境川(二級河川)の上流に当たる大和市深見辺りで、氾濫の恐れがある旨が放映されていたが、その後災害の情報はなかったので、下流の"境川遊水地"がその役目を果たしたと考えられ、後学のためにその光景をHPに残すことにする。
 13:40、"天王森泉公園"に到着すると、何と正門が閉じられている。仕方がないので裏門に回ると、こちらは開いていたので、徐に公園内に入ると、偶然係の方と出くわす。この方によると、先程まで停電だったため、これから開門とか。ただ、"くわくわ森"は、先月の台風15号(2019年9月13日参照)以来、入場禁止のようである。奥に向かうと、山葵田の上に傾木が見られるが、これは台風15号(2019年9月11日参照)の際に生じたもので、新たな倒木等は確認できない。近くの竹林には、見かけない"黒い蝶"が止まっている。強風にさらされたものの見事に生き残り、その生命力の強さに感心する。別途ネット上で検索したところ、蝶ではなく"ホタルガ"と判明する。頭部が蛍同様に赤いことから、そう名付けられたのであろう。花壇を覗くと、紫色の"アメジストセージ"は倒れているものの、他の花々が凛とした姿を保っている。正門の先には、台風一過の紺碧の空に、富士山や丹沢がくっきりとした姿を見せている。ここから、本日の目的地"境川遊水地"を目指す。
 13:49、"境川遊水地"南側の"俣野ビオトープ"に到着すると、予想通り遊水地公園へのゲートは閉じられており、眼下には茶色に変色した野球グランドが確認できる。一部には水溜まりが見られるものの、既に水は引いたようである。次に、"下飯田ビオトープ"に向かうと、眼前に巨大なプールのような光景が広がっている。だが、水没した階段の位置から類推すると、水深は精々1m程度で、ここも既に水が引きかけている模様である。北側にあるテニスコートは、茶色に変色しており、ここまで水位が上がったことが分かる。帰宅後、この写真一枚を添付して、大和市在住のK氏に送ったところ、『土木技術者はエライ! 世のため人のために働いているんですね。』と返信がある。土木工学に疎い私は、散歩で訪れる度に、"遊水地"自体は壮大な無駄ではないかと思っていたが、K氏の声を聞いて、改めて洪水防止に絶大な効果があることを実感した次第である。また、一級河川の千曲川,多摩川,那珂川等が各所で決壊/氾濫するなか、"鶴見川"に氾濫/越水も発生しなかったのは、明らかに"多目的遊水池"の効果と言えよう。また、水が引き清掃が終わった"遊水池"では、同夜"ラグビーワールドカップ日本/スコットランド戦"が行われ、日本が歴史的勝利を収めたのも、実に感慨深いものがある。我に返り、境川本流の水位を確認したのち自宅に戻る。俣野公園の"ニシキギ"が、目に染み入るようである。

★活動量計データ(上り階段数:180, 早歩き歩数:9,460, 総歩数:12,182, 歩行距離:9.6km(本年累計:1533.5km), 活動カロリー:878kcal, 一日総消費カロリー:2,572kcal, 脂肪燃焼量:40.4g) 

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