*** 2020年3月11日 早春の舞岡公園 ***
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3月11日(水)、先日"サンシュユ"が見頃を迎えた旨を、テレビ放映していたので、同花を求めて"舞岡公園"に出かける。この時期、撮影の対象となる花は、そんなに多くないが、自然の里山を公園にしただけあって変化に富み、運動にも持って来いの場所である。 13:45、公営駐車場に到着すると、平日にも拘わらず、満杯の状態である。この時期、"新型コロナウイルス"の影響で、公立の小中高が一斉休校となったせいか、家族連れと老人が目立つ。つまり、人込みを避けて家に引き籠るより、公園で運動をして自己免疫機能を高めた方が、賢明であると言う考えであろう。南門から階段を下り、田圃に出ると、先ず艶やかな"ナノハナ"の群落が目に留まる。規模は小さいものの、この色彩に多くの人が魅せられ、写真に収めている。細い畦道を数10m進むと、叢の中に、狙いの"サンシュユ"が開花している。ノイバラに邪魔されつつ、近くまで辿り着くと、ボール状の花房に、昆虫の触角のような突起があり、実にユニークな姿をしているのが分かる。これらを撮り終え、"ユキヤナギ"が咲く農道を、"小矢戸の里"へと向かう。 13:55、"小矢戸の里"に到着すると、予想に反して開門されており、そのまま奥に進むと、母屋の前に"ハクモクレン"が開花している。何時もと変わりない光景だが、母屋に近づくと、入口は固く閉じられている。仕方がないので裏口に回ると、こちらも閉められており、その近くに"マンサク"が花開いている。先月(2020年2月12日参照)に訪れた際には、"アカバナマンサク"が見られたので、アカバナの方が、一か月程度早咲きということになろうか。ここを出て、水車小屋付近まで来ると、その先に鳥マニアが集まっている。何気なく、レンズの方向に目を遣ると、派手な羽色をしたウズラ位の大きさの鳥が、湿地帯で悠然と餌を啄んでいる。初めて見かける鳥であり、取り敢えず撮影して、別途ネット上で名前を特定することにする。その結果、"コジュケイ"と判明する。この鳥は、1919年に中国から渡来し、その後狩猟用に東京/神奈川で野に放たれたとか。"瓜久保"に向かう途中でも、"チョットコイ"と呼ぶような鳴き声が聞こえたので、この公園でも結構繁殖しているようである。"タイワンリス"同様、"特定外来生物"には指定されていないが、自然の生態系を破壊しているのは、人間の仕業と言わざるを得ない。ここから、公園を二周して自宅に戻る。 ★活動量計データ(上り階段数:590,早歩き歩数:7,496,総歩数:10,897,歩行距離:8.5km(本年累計:417.9km),活動カロリー:899kcal,一日総消費カロリー:2,593kcal,脂肪燃焼量:41.8g) |