*** 2020年6月25日 梅雨時の花々 ***
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梅雨の合間の晴天となったので、何時もの散歩に出かける。この時期、雉の恋の季節も終わり、ウグイスは声のみが聞こえるだけなので、ポケデジは携帯せず、何かの際は広角単焦点のスマホで対応することにする。 13:47、俣野公園の脇道を歩いていると、"ネジバナ"が目に留まる。嘗て、北の大地(2006年9月3日参照)でも見掛けたので、日本全土に分布しているようである。次に、豊かな芳香を放つ"八重咲クチナシ"を撮影したのち、戸塚の里を経由して"境川遊水地公園"に向かう。民家の庭先には、ソフトボール大の薄紫色の花が数輪咲いている。以前蕾を見かけた際、若かりし頃南アで撮影した"プロティア"に似ていたので、どんな花が咲くか楽しみにしていたが、アップで捉えてみると日本の"フジアザミ(2000年10月21日参照)"に似ており、大きさはその数倍にも及ぶ。帰宅後、改めて"アザミ"&"巨大"で検索したところ、"アーティチョーク"がヒットする。ネット情報によると、ラテン語で"巨大なアザミ"を意味し、主としてフランス料理に供されるとか。何れにしても、新たな花に出会えたのは、幸運であったと言える。その隣には、よく見かける"アキノベニバナサルビア"や"八重咲クチナシ"も花開いている。 14:20、"下飯田ビオトープ"に到着したものの、未だ目標歩数に達していなかったので、このグランドを何周かして戻ることにする。サッカー場とテニスコートは、コロナの関係で閉鎖されたままであるが、駐車場近くで、高校生と思しき一団がスケボに興じている。結局4周して目標の1万歩に達したので、ここから"天王森泉公園"を経て自宅に戻ることにする。途中、"境川遊水地情報センター"に立ち寄ったところ、ホール内に二つの七夕飾りが掲げられている。見上げるような大きさであり、係の方が丹精込めて作られた姿を窺い知ることが出来る。私以外にも、この光景をスマホに収めている方が見られる。コロナで自粛が続く中、このような伝統文化が、徐々に復活しつつあるのは、喜ばしいことである。 15:20、"天王森泉公園"の門を潜り、池の傍まで来ると、周辺に"ヤマアジサイ"や"ガクアジサイ"が開花している。何れも園芸種であろうが、通常の"アジサイ"と異なり"ガク咲き"であるので、より自然で清楚に見える。奥の花壇に向かうと、真っ赤に色付いた"ガク"も見受けられ、様々な変種があるようだが、判別が困難なので、単に"ヤマアジサイ"とのみ記す。竹藪の傍には、葉の一部が白く変色した"ハンゲショウ"が見られる。白くなっている部分は、葉緑素が抜けた結果であろうが、漢字で当てると"半化粧"が正解となれば、中々言いえて妙と思われる。ここから、"くわくわ森"を経て自宅に戻る。出口に咲く青紫色の"ヤマアジサイ"が、目に染み入るようである。この色合いは、嘗て中国青海省で撮影した"デルフィニュームやワスレナグサ(2003年7月27日参照)"同様、人への癒し効果があるのであろうか。 ★活動量計データ(上り階段数:190,早歩き歩数:13,144,総歩数:15,692,歩行距離:12.3km(本年累計:1,033.3km),活動カロリー:914kcal,一日総消費カロリー:2,578kcal,脂肪燃焼量:54.9g) --- 《後日談》 7月3日(金)、"チコチャンに叱られる"を偶々見ていたところ、高知県仁淀川の滝壺"にこ淵"を例に、青色の癒し効果について取り上げており、脳内にホルモン"セロトニン"が分泌される結果とか。また赤色については、兵庫県豊岡市の寺院の"ドウダンツツジ"を例に、"アドレナリン"により、刺激/興奮を受けるためとか。そこで、改めて緑色についてもネット上で検索したところ、"アセチルコリン"が脳下垂体に分泌され、安心の効果があるとか。つまり、新緑の若葉を見てほっとするのは、このホルモンのせいということになろうか。 |