*** 2020年10月1日 天王森泉公園周辺の彼岸花2 ***
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10月1日(木)中秋、"ヒガンバナ"が満開となったので、再度"天王森泉公園"周辺を訪問することにする。一方、この頃になると、どこからともなく"キンモクセイ"の芳香が漂ってくるので、ウオーキングには、正にうってつけの季節と言えよう。ただ、今回はウオーキングを優先する関係で、ポケデジは持参せず、スマホのみの撮影となる。 14:13、"天王森泉公園"の門を潜り奥に向かうと、池の傍に"イヌショウマ"が開花している。先日、"ヤブラン(2020年9月23日参照)"と見間違えた花だが、早速お目にかかれるとは、これも何かのご縁であろうか。やはり、"ヤブラン"より二回り程大きく、60㎝程の高さがある。先ずこの花を撮影し、竹林に向かうと、叢にシロバナが頭を垂れている。その下の立看板には、"白花桜タデ"とあるが、花弁は釣鐘状で、どう見ても桜に似ているとは思えない。次に、"フヨウ"他の花々を撮影したのち、"ヒガンバナ"撮影に向かう。 14:24、公園の門を出ると、目の前に"ヒガンバナ"が10m程並んで咲いている。この光景をざっと撮り終え、近くの畦道に咲く大群落を主に狙うことにする。現場に到着すると、"ヒガンバナ"は今が見頃で、赤い絨毯の如く100m近くも連なっている。暫くすると、"キアゲハ"が近寄ってきたが、単焦点(18㎜超広角相当)のスマホを向けると、直ぐに逃げてしまう。それでも諦めずにトライすると、"キアゲハ"も私が敵ではないことが分かったのか、逃げないで蜜を吸い続けるようになる。スマホとの距離は僅か数㎝であったが、まるでポーズを取るかの如く静止状態を保ってくれたので、私もブレのない写真を物にすることが出来たと言える。ここから、"赤い絨毯の末端"に回って撮影したのち、"境川遊水地公園"に向かう。 14:37、"俣野ビオトープ"に到着すると、湖面に"バン"らしき水鳥が浮かんでいる。ただ、単焦点スマホの悲しさ、その小さな画像からは、"オオバン"との判別は不可能である。次に、"下飯田ビオトープ"に回ると、"アオサギ"らしき水鳥が、浅瀬に並んで立っている。グランドを一周して、"俣野ビオトープ"まで戻ってくると、コンクリート舗装された斜面で、"アレチハナガサ"が、紫色の小花を付けている。"ナガミヒナゲシ(2019年5月22日参照)"同様、コンクリート壁を食い破る凄まじい生命力だが、今後何らかの対策が急務で有ろう。帰路は、先程の"キアゲハ"との再会を願って、往路と同じルートを取ることにする。 15:09、先程の"赤い絨毯の末端"に辿り着いたものの、残念ながら"キアゲハ"は見られない。代わりに、田圃の畦道で羽根を休めている"アオサギ"が目に留まる。すわシャッターチャンス到来とそっと近寄ったところ、数十mもしないうちに飛び去ってしまう。仕方がないので、順次そのあとを追うことにする。結局、近くから姿を捕らえないまま、飛び去ってしまったが、入れ替わりに、狙いの"キアゲハ"が近寄ってくる。先程の蝶と同じか否か不明だが、数センチまで接近しても、逃げようとしない。お陰で、その生態を、接写で捉えることが出来たので、YAMAPの差し替え版としても、流用することにする。ここから、くわくわ森を経て自宅に戻る。この入口には、「スズメバチ注意」の張り紙がしてあるので、用心して階段を登って行く。出口付近まで来たところ、クヌギの大木に、透明なボトルが括り付けられ、その中で死んだスズメバチが、数十匹程も浮かんでいるのが確認できる。更に目を凝らすと、ボトルの50㎝程下には、二匹の"オオスズメバチ"が、頭を突き合わせて、危険な壺について情報交換しているような姿も見受けられる。嘗て、室蘭工大在職時、官舎近くの小山で、スズメバチに追い掛けられた悪夢が蘇ったので、彼等を刺激しないよう、そっと1m程近づいて、この光景を撮影する。先程 の"キアゲハ"同様、昆虫は刺激しなければ、人間と共存できそうである。 18:26、"中秋の名月"が東の空から上ってきたので、ポケデジの40倍ズームで撮影する。試しに、80倍デジタルズームでも捉えてみたが、単に画像が拡大されるだけで、月のクレータが確認できる訳ではないので、今後も使用しないことにする。 ★活動量計データ(上り階段数:250,早歩き歩数:9,619,総歩数:13,250,歩行距離:10.4km(本年累計:1,573.2km),活動カロリー:1,034kcal,一日総消費カロリー:2,579kcal,脂肪燃焼量:57.2g) --- 《後日談》 大山さんにHP更新の情報を流したところ、10月9日(金)大山さんより、"キアゲハ"の羽根の一部が両方とも欠けているので、同一ではとのコメントが入る。言われて見ればその通りで、写真の記録データから、47分後にこの"キアゲハ"と再会できたことになる。通りで、動かないでポーズを取ってくれた訳である。 |