*** 2020年10月1日 天王森泉公園周辺の彼岸花2 ***

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1.イヌショウマ 2.ヒガンバナ1 3.メドウセージ 4.シロバナ
サクラダテ1
5.シロバナ
サクラダテ2
6.フヨウ 7.キキョウ 8.白花のナキキョウ 9.ツユクサ1 10.ツユクサ2
11.ヒガンバナ2 12.ヒガンバナ3 13.ヒガンバナ4 14.ヒガンバナ5 15.ヒガンバナ6 16.ヒガンバナ7 17.ヒガンバナ8 18.ヒガンバナ9 19.ヒガンバナ10 20.ヒガンバナ11
21.キアゲハ1 22.キアゲハ2 23.キアゲハ3 24.キアゲハ4 25.キアゲハ5 26.キアゲハ6 27.キアゲハ7 28.キアゲハ8 29.キアゲハ9 30.キアゲハ10
31.ヒガンバナ12 32.ヒガンバナ13 33.ヒガンバナ14 34.ヒガンバナ15 35.ヒガンバナ16 36.バン 37.アオサギ1 38.アオサギ2 39.コサギ 40.アレチハナガサ
41.ヒガンバナ17 42.ヒガンバナ18 43.ヒガンバナ19 44.ヒガンバナ20 45.ヒガンバナ21 46.アオサギ3 47.アオサギ4 48.アオサギ5 49.アオサギ6 50.アオサギ7
51.キアゲハ11 52.キアゲハ12 53.キアゲハ13 54.キアゲハ14 55.キアゲハ15 56.キアゲハ16 57.キアゲハ17 58.オオスズメバチ 59.中秋の名月1 60.中秋の名月2

 10月1日(木)中秋、"ヒガンバナ"が満開となったので、再度"天王森泉公園"周辺を訪問することにする。一方、この頃になると、どこからともなく"キンモクセイ"の芳香が漂ってくるので、ウオーキングには、正にうってつけの季節と言えよう。ただ、今回はウオーキングを優先する関係で、ポケデジは持参せず、スマホのみの撮影となる。
 14:13、"天王森泉公園"の門を潜り奥に向かうと、池の傍に"イヌショウマ"が開花している。先日、"ヤブラン(2020年9月23日参照)"と見間違えた花だが、早速お目にかかれるとは、これも何かのご縁であろうか。やはり、"ヤブラン"より二回り程大きく、60㎝程の高さがある。先ずこの花を撮影し、竹林に向かうと、叢にシロバナが頭を垂れている。その下の立看板には、"白花桜タデ"とあるが、花弁は釣鐘状で、どう見ても桜に似ているとは思えない。次に、"フヨウ"他の花々を撮影したのち、"ヒガンバナ"撮影に向かう。
 14:24、公園の門を出ると、目の前に"ヒガンバナ"が10m程並んで咲いている。この光景をざっと撮り終え、近くの畦道に咲く大群落を主に狙うことにする。現場に到着すると、"ヒガンバナ"は今が見頃で、赤い絨毯の如く100m近くも連なっている。暫くすると、"キアゲハ"が近寄ってきたが、単焦点(18㎜超広角相当)のスマホを向けると、直ぐに逃げてしまう。それでも諦めずにトライすると、"キアゲハ"も私が敵ではないことが分かったのか、逃げないで蜜を吸い続けるようになる。スマホとの距離は僅か数㎝であったが、まるでポーズを取るかの如く静止状態を保ってくれたので、私もブレのない写真を物にすることが出来たと言える。ここから、"赤い絨毯の末端"に回って撮影したのち、"境川遊水地公園"に向かう。
 14:37、"俣野ビオトープ"に到着すると、湖面に"バン"らしき水鳥が浮かんでいる。ただ、単焦点スマホの悲しさ、その小さな画像からは、"オオバン"との判別は不可能である。次に、"下飯田ビオトープ"に回ると、"アオサギ"らしき水鳥が、浅瀬に並んで立っている。グランドを一周して、"俣野ビオトープ"まで戻ってくると、コンクリート舗装された斜面で、"アレチハナガサ"が、紫色の小花を付けている。"ナガミヒナゲシ(2019年5月22日参照)"同様、コンクリート壁を食い破る凄まじい生命力だが、今後何らかの対策が急務で有ろう。帰路は、先程の"キアゲハ"との再会を願って、往路と同じルートを取ることにする。
 15:09、先程の"赤い絨毯の末端"に辿り着いたものの、残念ながら"キアゲハ"は見られない。代わりに、田圃の畦道で羽根を休めている"アオサギ"が目に留まる。すわシャッターチャンス到来とそっと近寄ったところ、数十mもしないうちに飛び去ってしまう。仕方がないので、順次そのあとを追うことにする。結局、近くから姿を捕らえないまま、飛び去ってしまったが、入れ替わりに、狙いの"キアゲハ"が近寄ってくる。先程の蝶と同じか否か不明だが、数センチまで接近しても、逃げようとしない。お陰で、その生態を、接写で捉えることが出来たので、YAMAPの差し替え版としても、流用することにする。ここから、くわくわ森を経て自宅に戻る。この入口には、「スズメバチ注意」の張り紙がしてあるので、用心して階段を登って行く。出口付近まで来たところ、クヌギの大木に、透明なボトルが括り付けられ、その中で死んだスズメバチが、数十匹程も浮かんでいるのが確認できる。更に目を凝らすと、ボトルの50㎝程下には、二匹の"オオスズメバチ"が、頭を突き合わせて、危険な壺について情報交換しているような姿も見受けられる。嘗て、室蘭工大在職時、官舎近くの小山で、スズメバチに追い掛けられた悪夢が蘇ったので、彼等を刺激しないよう、そっと1m程近づいて、この光景を撮影する。先程
の"キアゲハ"同様、昆虫は刺激しなければ、人間と共存できそうである。
 18:26、"中秋の名月"が東の空から上ってきたので、ポケデジの40倍ズームで撮影する。試しに、80倍デジタルズームでも捉えてみたが、単に画像が拡大されるだけで、月のクレータが確認できる訳ではないので、今後も使用しないことにする。

★活動量計データ(上り階段数:250,早歩き歩数:9,619,総歩数:13,250,歩行距離:10.4km(本年累計:1,573.2km),活動カロリー:1,034kcal,一日総消費カロリー:2,579kcal,脂肪燃焼量:57.2g)
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《後日談》
 大山さんにHP更新の情報を流したところ、10月9日(金)大山さんより、"キアゲハ"の羽根の一部が両方とも欠けているので、同一ではとのコメントが入る。言われて見ればその通りで、写真の記録データから、47分後にこの"キアゲハ"と再会できたことになる。通りで、動かないでポーズを取ってくれた訳である。

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