*** 2020年12月28日 師走の瑞泉寺 ***
写真や下の文字をマウスでクリックすると大きく表示します。
12月28日(月)、近場の公園では、"ソシンロウバイ"が咲き始めたので、その原種である"ロウバイ"の状況を確認するため、約5年振り(2016年1月25日参照)に東鎌倉"瑞泉寺"を訪れることにする。帰路は、"舞岡公園"にも立ち寄り、"ソシンロウバイ"もカメラに収めたいものである。また、10月20日に"衣張山ハイキングコース"に出かけた際、山道の荒廃が著しかったので、瑞泉寺脇から始まる"天園ハイキングコース"も、可能ならば、少し探索してみたい。
北鎌倉と鶴岡八幡宮の渋滞に巻き込まれた関係で、14:15、やっと"瑞泉寺"に到着する。境内の一角に駐車すると、すぐ傍の大モミジが、黄葉した状態で残っている。ただ葉先は既に縮れかかっており、ここ数日中に、辺り一帯が黄色の絨毯と化しそうである。石段を上ると、他にも黄葉したモミジの大木が見受けられる。ただ、この寺のモミジは、赤色系ではなく、黄色~橙色系のようである。
山門手前まで来ると、その上にも橙色のモミジが、覆いかぶさるように伸びている。山門の右手には、一枚の看板が掲げられており、『墓参する 篤き思ひに 寒ゆるぶ 蛇笏』とある。Wikipediaによると、"ホトトギス"を代表する歌人・飯田蛇笏作とのことだが、故人を偲ぶ篤い想いを、素直に詠んだものであろうか。俳句は全くの門外漢だが、心に沁みる名句のような気がする。山門を潜り、本堂前まで来たが、"ロウバイ"の姿はどこにも見当たらない。どうやら、この花は"ソシンロウバイ"より遅咲きのようである。"地蔵堂"近くまで来ると、"ミツマタ"が多くの蕾を付けている。まるで"蜂の巣"のようであるが、一カ月程すると、艶やかな黄色の小花(2020年2月5日参照)に覆われたボールに変貌する。本堂裏側にある開祖・夢窓国師設計の石庭を撮り終え、本殿に回ると、突然"キジバト"が舞い降りてくる。また、"タイワンリス"も、庭木の間をしきりに走り回っているが、動きが早く中々その姿を捉え切れない。それでも、本殿前に出たところで立ち止ったので、やっとその姿を物にする。帰路は、前庭の黄葉を撮影したのち、"天園ハイキングコース"に向かうことにする。
14:48、"天園ハイキングコース"登り口に到着すると、注意を喚起する看板が立っている。それには「ここから天園には上がれません。天園ハイキングコースへは、覚園寺側からお上がり下さい。」とある。ただ通行止めゲートは設置されていないので、そのまま登って行くと、倒木や崩落個所は見当たらず、以前と全く変わらない佇まいを見せている。それでも、瑞泉寺の裏手まで来たところから、引き返すことにする。
★活動量計データ(上り階段数:370,早歩き歩数:1,829,総歩数:4,822,歩行距離:3.8km(本年累計:2,102.3km),活動カロリー:634kcal,一日総消費カロリー:2,298kcal,脂肪燃焼量:27.2g)