*** 2020年2月5日 天王森泉公園のメジロとカワセミ ***
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2月5日(水)、朝から快晴で、富士もくっきりと西の空に姿を見せているので、ポケデジを持って散歩に出かける。ただ、強風が吹き荒れているため、日向ぼっこをする渡り鳥の姿は、望み薄かもしれない。 13:17、"戸塚の里"に到着すると、畑の傍の"紅梅"が満開を迎えている。遥か先の"紅梅"は、まだ色付いていないので、この紅梅は早咲き種のようである。ここから農道を通って"境川遊水地公園"に向かう。だが、"俣野ビオトープ"に到着してみると、予想通り水鳥は全く見られない。やはり、強風をやり過ごすため、何処かに避難してしまったようである。 13:37、"天王森泉公園"に裏門から入り、奥に向かうと、花壇の一角に艶やかな"フクジュソウ"が花開いている。実に艶やかな色彩ではあるが、"ミヤマオダマキ(2009年6月28日参照)"同様、キンポウゲ科であるので、根には強い毒を有しているようである。近くの"ヘレボルス(クリスマスローズ)"を撮り終え、"山葵田"に向かうと、"チッチ"と鳥の鳴き声が聞こえてくる。思わずカメラを向けると、何羽もの薄緑色の小鳥が、水辺で飛び跳ねている。どうやら"メジロ"のようであるが、こんなに多くの"メジロ"を見かけるのは、今回が初めてである。暫く観察していると、入れ替わり立ち替わり、水浴びをしたり水を飲んだりしている。傍には、他の鳥も集まって来ており、正に鳥達のオアシスと化している。Aさんによると、"メジロ"の傍にいるのが"エナガ"、黒い頭巾を被っているようなのが"シジュウカラ"とか。嘗て、ここで"カワセミ"を見かけたことがあり、餌場でない湧水地に何故"カワセミ"がいるのか不思議であったが、これで謎が解けた気がする。次に、開き始めた"ミツマタ"の花を撮り終え、"境川遊水地公園"を目指す。 14:02、"下飯田ビオトープ"側に来ても、鳥達は見られず、一羽のアオサギが、悠然と一本足で立っているのみである。だが、アップで狙うと、絶えず首を振っており、辺りを警戒していることが分かる。グランドまで下りていくと、花畑に"ナノハナ"が列を成している。昨年に比べて、規模が縮小されているのが、少し残念なところである。"ナノハナ"と言えば、先日もテレビで"吾妻山公園(2017年1月17日参照)"が紹介されていたが、規模からすると、"中国青海湖畔のそれ(2003年7月27日参照)"が一番と言えよう。 14:23、グランドを一周してくると、小池の囲いに"カワセミ(2019年2月13日参照)"が留まっている。これ幸いと、カメラを取り出し、その姿をアップで狙うことにする。この鳥も、先程の"アオサギ"同様、絶えず首を振って獲物を探しており、一瞬視界から消えたかと思うと、ほんの2~3秒で獲物を捕らえて浮上する凄技を有している。No.46の写真には、見事にメダカのような小魚を捕らえた姿が確認できる。なお、最初のNo.41の写真は、毛羽立って見えるが、これは興奮している訳ではなく、単に強風により、逆毛になっているだけのようである。何れにせよ、本日は野鳥の様々な生態を観察でき、幸運であったと言える。ここから、"くわくわ森"を経て自宅に戻る。 ★活動量計データ(上り階段数:440,早歩き歩数:12,862,総歩数:15,187,歩行距離:11.9km(本年累計:211.5km),活動カロリー:1,065kcal,一日総消費カロリー:2,759kcal,脂肪燃焼量:56.3g) |