*** 2021年4月7日 戸塚の花々と野鳥 ***
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4月7日(水)、桜の花が散り、"シャクナゲ"や"ツツジ"が見頃を迎えたので、ポケデジを持って散歩に出かける。毎年この時期になると、"天王森泉公園"では、可憐な"サクラソウ"が咲き始めるので、併せてカメラに収めたいものである。本来なら、階調表現に優れる一眼デジカメで、その微妙な色彩を捉えたいところだが、今回はウォーキングを優先する関係で、諦めることにする。 13:25、メモリアルグリーン手前まで来ると、ピンク色の"シャクナゲ"が、ソフトボール大の花房を付けている。実際の色彩は、やや赤味がかっているが、ポケデジで撮影するとピンク色に変色してしまうので、編集の際に補正する必要がある。その数m先には、真っ赤な"シャクナゲ"が花開いており、直射日光が当たっているせいで、更に色飽和を起こし易いので、細心の注意を払って撮影する。その近くには、艶やかな赤紫色の"ツツジ"が並んでいる。先日は、この蜜を吸う"ナミアゲハ"を見かけたが、本日は残念ながら蝶は見当たらない。ところが、暫くすると、突然"ツグミ"が舞い降りてきて、辺りの芝生を突き始める。この姿を撮影したのち、ポケデジが苦手とする真っ赤な"ツツジ"を撮影して、"天王森泉公園"に向かうことにする。 13:56、"天王森泉公園"の門を潜り、奥の湧水地手前まで来ると、小さな花壇で"サクラソウ"が咲き始めている。先月撮影した"セイヨウサクラソウ"より大振りで、見栄えがする。ふと、北海道"アポイ岳"に自生する"サクラソウ"が目に浮かんだが、こちらは園芸種と思われるので、自分自身でも一度育ててみたいものである。この花壇には紅白の二種類が見られるが、特に赤紫色の花が見事である。この花も、編集の際に補正が必要となるのは、言うまでもない。近くの竹林を通り抜けると、芽吹いた若葉が目に染み入るようである。北側斜面の"ヤマブキ"を撮影して、この公園を離れる。 14:12、公園を出ると、近くの田圃の半分くらいを、"レンゲソウ"が覆っている。あと一週間程度で、漉き込まれてしまう運命だが、田圃に入るとピンク色の花々に交じって、少なからず白花が見掛けられる。この光景を撮影していると、花の間を"ミツバチ"が飛び交い、せっせと蜜を集めている姿に気づく。数分でこの場を離れ、和泉川沿いの遊歩道を進むと、花が終わった桜の枝に、小鳥が舞い降りてくる。カメラを向けると、次々と場所を変え飛び去ってしまったが、それでも数枚の写真をものにする。得られた画像からすると、黒い縦筋が腹部まで伸びている特徴から、"シジュウカラ"の雄と言うことになろうか。ここからグランドを半周して"鷺舞橋"を渡り、境川遊歩道を下って元来た"俣野公園"に戻る。境川の土手には、野生化した"ナノハナ"が大群落を作っている。 15:04、"春日神社"まで来ると、鹿の檻の傍で、"ヤエザクラ"がひっそりと咲いている。"ソメイヨシノ"より遅咲きと言うこともあってか、本州では余り注目されないが、北海道(2005年6月5日参照)では、むしろ八重桜(サトザクラ)が主流である。ここから、俣野公園を通って自宅に戻る。途中色合いを比較するため、先程撮影した"ツツジ"や"シャクナゲ"の赤花を再度撮影する。帰宅後、改めて比較してみると、最初の分は色補正が不可欠であったのに対し、今回のは補正が不要だけでなく、明度を上げても白飛びをい越すことなく、原色に近い色彩を保っている。つまり、時間が経過して、太陽の色温度が低下した結果と考えられる。よって、今後は赤花をポケデジで撮影する際は、3時以降としたい。 ★活動量計データ(上り階段数;100,早歩き歩数;8,690,総歩数;11,813,歩行距離:9.3km(本年累計:511.2km),活動カロリー;834kcal,一日総消費カロリー;2,498kcal,脂肪燃焼量:39.1g) |