*** 2021年5月24日 5月の花々 その3 ***
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5月24日(日)、何時もの通り散歩に出かける。この時期、"天王森泉公園"では"ワスレナグサ"が見頃を迎えており、"クレマチス・プレンセスダイアナ"が艶やかな星形の花を付けているので、被写体には事欠かないと言えそうである。 13:05、俣野公園からウォーキングを開始する。戸塚の里を経て"境川遊水地公園"を一周し、"天王森泉公園"の花壇に向かうと、二色の"ホタルブクロ"が花開いている。この姿を見ると、道南の樽前山に咲いていた"イワブクロ(2005年7月9日,17日参照)"が思い浮かぶが、科名も異なり、似て非なるところか。ここから奥の湧水地に近づくと、水辺に薄青色の"ワスレナグサ(園芸種)"が、ひっそりと咲いている。高山種は、嘗てオーストリア・"ローザ山(標高1938m、2002年7月13日参照)"で見かけたが、紫外線の影響を受けてか、青色がより濃くなっている。一方、一株の小花の上に足長の生物が留まっている。水生昆虫の"アメンボー"に似ているが、陸に上がるのは変なので、改めてAさんに確認したところ、蜘の一種と判明する。流石にAさんである。どうやら、花の蜜を吸いに来た小昆虫を狙っているようである。ここから、坂下の花壇を巡ることにする。 14:09、"ナデシコ"や"クサノオウ"を撮り終え、小屋近くまで来ると、生垣に真っ赤な"クレマチス・プリンセスダイアナ(英国産)"が、数多く花開いている。妖艶と気品を兼ね備えたような色合いだが、何となく哀愁が漂っているように見える。その隣には、釣鐘状の"クレマチス・ロウグチ(日本産)"が咲いている。よく見かける大形のクレマチスと異なり、小形で深い紫色をしており、その清楚な姿に好感が持てる。ここから、元来た俣野公園に戻る。途中の民家の庭先には、青紫色の"ガクアジサイ"や濃青紫色の"メドウセージ"が見られる。ハイツの庭先に回ると、目の覚めるような濃青紫色の花が目に留まる。スマホでは色飽和を起こしそうな色相なので、試写してみることにする。当然、園芸種だろうが、何処かで見かけたような気がしないでもない。帰宅後、ネット上で検索したところ、"デルフィニウムミントブルー"と判明する。そこで、改めて我がHPをチェックしてみると、中国青海省日月山(標高3520m)で撮影した"デルフィニウム(2003年7月27日参照)"がヒットする。ここには、"ワスレナグサ"も写っており、紫外線の影響を強く受けたせいか、青色も更に濃くなっていることが分かる。これも、植物との不思議な出会いと言えるかもしれない。 ★活動量計データ(上り階段数;220,早歩き歩数;10,673,総歩数;14,475,歩行距離:11.4km(本年累計:770.6km),活動カロリー;943kcal,一日総消費カロリー;2,603kcal,脂肪燃焼量:43.0g) |