*** 2022年3月19日 3月の花散歩 その3 ***
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3月19日(土)、昨日の豪雨も収った曇天の中、何時もの散歩に出かける。この時期、戸塚の里では紅梅が終焉を迎え、"ハナモモ"が咲き始める頃だが、何かの事情で幹が切り落とされてしまったので、その後の様子を確認するため、畑にも立ち入ることにする。 13:00、ハイツの緋梅も散り始め、芝生の上には真っ赤な花弁が散らばっている。今年は残念ながら、"エナガ"等の野鳥には出会えなかったが、来年に期待したい。その傍の桜の木の枝では、雀が日向ぼっこをしており、代わりにこの姿を掲載する。次に、本日はお彼岸の二日目でもあり、先ず"福泉禅寺"に参拝したあとに、"モクレン"の花を求めて、宇田川を訪れることにする。 13:20、宇田川に到着すると、丁度赤紫色の"モクレン"が花開いている。その前では、元気に飛び跳ねる子供達の前で、家族が談笑する姿も見られ、コロナ禍にあって、久しく目にしなかった光景である。ネット情報によると、この花は平安時代以前に、中国から渡来したようだが、嘗てオーストリア・シュタイヤーの町中で見かけた光景が、ふと瞼に浮かぶ。我に返り、"モクレン"の芳香を楽しみつつ、存在感のある花々を撮り終え、境川との合流点に向かう。 13:32、合流点に到着すると、"オオバン"と"カモ"が水面を突いている。やはり、両方の川から栄養分が流れ込む関係で、水藻の成長も早いのであろうか。ズームアップすると、"コガモ"と分かったが、何れにせよ、近々北国に戻る筈で、これが見納めとなろう。明学グランド傍には、黄色の"レンギョウ"が彩を添えている。ここから、"俣野神社"を経て"戸塚の里"に向かう。 13:53、昨年"ハナモモ"が咲いていた畑に到着すると、胴体を切り落とされたにも拘わらず、断面の両脇から新しい枝を延ばし、ピンクの花弁も付けている。その傍の真紅の"ハナモモ(2021年3月22日参照)"も、枯れることなく蕾が綻んでおり、これから数日で、艶やかな花を咲かせそうである。植物は移動できないだけに、ある意味動物に無い生命力を有しているように思える。ここから、"境川遊水地公園"に向かったところ、和泉川の先に"河津桜"が垣間見えたので、何時もの通りグランドを一周せず、直接上流に向かうことにする。川沿いの"ソメイヨシノ"も、蕾が膨らんでおり開花間近と分かる。 14;11、河津桜の手前まで来ると、数十m先まで、見事な光景が続いている。近くから眺めると、花芯の色合いから、咲き始めから散り際まで、バラツキがありことが分かる。この道をUターンして戻りかけたところ、ランニング中の女性とすれ違う。この方から、花の名前を聞かれたので、「河津桜です」と返答すると、『これが河津桜ですか!』と痛く納得されている。ここから、"コブシ"の花を求めて、"天王森泉公園"に向かう。 14:26、"天王森泉公園"の門を潜り奥に進むと、池の傍の"コブシ"が満開になっており、周辺には"モクレン"に似た芳香も漂っている。その先のからは、ウグイスの鳴き声も聞こえてくるが、その姿は確認できない。そこで、ここから"くわくわ森"に回り、隣の"見晴らしの丘"を経て、元来た"俣野公園"に戻る。同公園では、艶やかな"寒緋桜"や、清楚な"ハクモクレン"を撮影して自宅に帰る。ここでも、女性から花の名を聞かれたが、他人が撮影していると気になるようである。 ★活動量計データ(上り階段数:270,早歩き歩数:11,394,総歩数:15,249,歩行距離:12.0km(本年累計:419.0km),活動カロリー:922kcal,一日総消費カロリー:2,582kcal,脂肪燃焼量:47.6g) |