*** 2020年3月27日 カワセミと湘南台の桜 ***
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3月27日(金)、二週間程前に"天王森泉公園"を訪れた際、近々"ワサビの花"が咲き出すと、同公園管理人のYさんが仰っていたので、先ずこの花を求めて公園奥の"山葵田"に立ち寄る。また、湘南台の桜も、見頃を迎えている時期なので、その後境川沿いの遊歩道を遡って、見事な"枝垂れ桜"も撮影することにする。 14:15、"天王森泉公園"の山葵田に到着し、目を凝らすと、ワサビの大葉の間に、小さな白花が顔を出している。僅か数mm程度の大きさなので、ポケデジの出番となる。ところで、先月初旬には、この湧水地で"メジロ"や"シジュウカラ"の混群(2020年2月5日参照)が見られたが、今は鳥類の姿は無く、ひっそりとしている。Aさんによると、混群とは、異なる鳥達が共に集まる現象で、冬場に良く見られるとか。一方、先日偶々"生き物地球紀行"にチャンネルを合わせたところ、最近町中で、"シジュウカラ"が、少なからず見られるようになったとか。その理由は、多くの鳴き声(鳥の言語)を使い分け、仲間同士でコミニュケーションを取っているとか。また、同じカラ類の"ヤマガラ(2020年2月12日参照)"とも、意思疎通ができるようである。してみると、先日の混群は、事前に示し合わせた上で、集まった結果とも考えられる。ここから、"境川遊水地公園"を経て、湘南台に向かう。 14:36、当初同公園に入らず、その脇を湘南台に向かう予定であったが、何となく後ろ髪を引かれる思いがしたので、Uターンしてグランド傍の池を覗いてみたところ、何と"カワセミ"が飛来している。"前回(2020年2月12日参照)"同様、強風に耐えて活動できるのは、流線形の"カワセミ"ぐらいだが、嘴の下側が黒色なので、前回と異なり雄ということになる。改めて、撮影したNo.8の写真を眺めてみる、頭の一部が翡翠色でなく灰色になっていることが分かる。これは、強風により頭頂部が毛羽立ち、光が一様に反射しなかったせいで、本来の羽根は灰色と言うことになる。何か得をした気分で、湘南台に向かう。 14:56、湘南台に到着すると、何十本もの桜の木が、境川に向かって枝垂れており、壮観という他ない。天王森泉公園隣の"くわくわ森"では、昨年の二度に渡る巨大台風により、多くのクヌギが倒木するなか、湘南台の桜は見事に耐え抜いたことになり、感慨ひとしおである。嘗ての経験からすると、ここの桜の様に何メートルも枝垂れていると、固定端に相当する幹には、過大な曲げモーメントが掛かり、折れやすくなるのは言うまでもない。特に台風襲来時は、尚更である。サクラの種類は、"ソメイヨシノ"が殆どで、一部"オオシマザクラ"他の白花種も混じっているが、バックの境川に旨く溶け込んでいるので、敢えて"湘南台の桜"と記す。ここから、天王森泉公園経由で自宅に戻る。公園北側からは、一本の山桜が強風に揺れている。来週は、愈々何十万本もの山桜が咲き誇る"高峯"である。 |