*** 2021年5月8日 5月の花々 その1 ***
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5月8日(土)、何時もの通り散歩に出かける。この時期、新緑の若葉が眩しく映るだけでなく、艶やかな"シャクナゲ"も再び咲き出しており、被写体には事欠かないと言える。 13:56、先ず曹洞宗"福泉禅寺に立ち寄り、同世代のK氏とN氏のご冥福をお祈りする。また、本日は"母の日"前日でもあり、一昨年亡くなった母の鎮魂も願うことにする。裏庭に回ると、"芍薬(シャクヤク)"が大輪の花を付けている。この重さに負けたのか、幹が傾いてしまっているが、花自体は生気が漲っている。名前の通り、古来生薬として用いられてきたようだが、何故かお寺と合うようである。ふと、北鎌倉円覚寺内の"松嶺院(2009年5月2日&4日横浜, 9日鎌倉参照)"が思い浮かぶ。その隣には、艶やかな"シャクナゲ“も見られ、開祖道元禅師がこの花の上に乗っておられる姿をイメージして撮影する。ここから、戸塚の里を通って"天王森泉公園"に向かう。 14:46、"天王森泉公園"の門を潜り、奥の花壇に進むと、面白い格好をした"アキノベニバナサルビア"が数多く咲いている。画像を改めて眺めて見ると、白から真紅に変化する部位が、花に依って微妙に異なっているのが分かる。"クレマチス"他の花々を撮影後、隣の"くわくわ森"に入ると、階段の傍に"キンラン"がひっそりと咲いている。小柄な"ギンラン"に比べて、花期も長いようだが、これが今年の見納めになろうか。散策路を南に進むと、"ウグイスカグラ"が真赤な実を付けている。この森を管理されているYさんから、嘗て食べられると聞いた覚えがあるが、鳥達の横取りはしないことにする。出口付近まで来ると、白い落花が路面を覆っている。当初、"ウツギ"かと思ったが、Aさんによると、"エゴノキ"の花とか。流石にAさんである。近くには、"ソシンロウバイ"の実も見られる。可憐な花に似ず、大形の茶色の実を付けている。ここから、近くの"見晴らしの丘"に向かう。 15:06、"見晴らしの丘"に到着すると、"ヤマボウシ"が多く花開いている。花弁のように見えるのは、"総苞片"とのことだが、隣のものとは、色形共異なっているのが分かる。つまり、薄緑色で鋭い星形なのが"ハナヤマボウシ"、白色で幅広の星形なのが"ヤマボウシ(2019年6月18日参照)"ということになろうか。その近くには、先程の"エゴノキ"の白花も多く見られる。花自体も魅力的だが、一面の落花で、その存在に気付かされることが多い。ここから、元来た俣野公園に戻る。 15:20、"俣野公園"まで来ると、4月に見かけた"シャクナゲ"が二度咲きしている。これらを撮影したのち、霊園の傍まで来ると、路地に咲く"キショウブ"らしき花が目に留まる。水中に咲くものとばかり思っていたが、Aさんのご自宅の庭にも咲いているとか。つまり、凄まじい水中の繁殖力だけでなく、陸地でも生育できる生命力を有しているようである。流石に、国立環境研究所の"侵入外来生物DB"に登録されているだけのことはある。ここから、多くの白蝶にも見える"ヤマボウシ"を撮影して、自宅に戻る。 ★活動量計データ(上り階段数;250,早歩き歩数;10,676,総歩数;13,448,歩行距離:10.6km(本年累計:675.6km),活動カロリー;851kcal,一日総消費カロリー;2,515kcal,脂肪燃焼量:43.9g) |