*** 2021年9月16日 天王森泉公園周辺の彼岸花 ***
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9月16日(木)、久々の好天に恵まれたので、水筒を持って散歩に出かける。本日の狙いは、"天王森泉公園"周辺に咲く"ヒガンバナ"だが、出来ればその花の蜜を求めてに集まる"アゲハチョウ"も、写真に収めたいものである。 13:35、何時もの俣野公園から活動を開始する。この時期、園内を散歩していると、方々から"キンモクセイ"の芳香が漂ってくるので、二周して十分香を堪能したのち、"天王森泉公園"に向かうことにする。 14:02、手前の"見晴らしの丘"まで来ると、道端に清楚な"シロバナヒガンバナ"が数輪咲いている。坂道を下って行くと、北門付近にもこの花が複数見られる。正門を潜り、奥に向かうと、斜面一帯にこの白花の群落が広がっている。この光景を写真に収めていたところ、黒いアゲハチョウが、2羽飛んでくる。だが、スマホを向けると逃げてしまい、先日の"モンキアゲハ(2021年9月7日参照)のようにはいかない。今回は蝶に嫌われたようだが、敵から逃れて短い一生を終えるのが、蝶本来の姿であるので致し方ない。それでも、遠方から撮影した画像を確認してみると、どうやら"モンキアゲハ"と"カラスアゲハ"のようである。ここから、深紅の"ヒガンバナ"を求めて、公園前の田圃に向かう。 14:12、公園前の道路を横切ると、その斜面に紅白の彼岸花が並んでいるが、一部は既に萎れかけており、昨年より2週間ばかり満開時期が早まったようである。これらの花々をローアングルで撮影しようと、畦道に降り立ったところ、小さい蛙が次々と飛び出してくる。水が溜まった休耕田には、見たこともない白花が一面を覆っており、何となく不気味に見える。ネット上で検索したところ、"オモダカ"のようだが、Aさんによると、正確には"ナガバオモダカ"とか。何れにせよ、凄まじい繁殖力を有しており、駆除するのは並大抵では無さそうである。 ここから、直ぐ南側にある田圃に向かう。 14:15、田圃に到着すると、見事な"ヒガンバナ"の群落が続いている。毎年見かける光景だが、壮観と言う他ない。ただ、昨年よく見かけた"キアゲハ(2020年10月1日参照)"は、今年は全く見られない。ここから、"俣野ビオトープ"に回ると、中洲のコロニーでサギ達が奇声を発している。次に、"下飯田ビオトープ"のグランドを一周して、境川支流の和泉川を遡ると、"アレチヌスビトハギ(侵入外来生物)"が、一帯を覆っている。先週より勢いを増した感じで、歩道の片半分を占めており、そろそろ対策が必要ではなかろうか。川面を眺めると、体長1m程もありそうな巨大な緋鯉が、悠然と泳いでいる。当然自然界には存在しないので、誰かが始末に困って放流したのかもしれない。ここから、橋を渡って下流に向かうと、畑の畦道に、艶やかな"ヒガンバナ"が並んでおり、先程のような規模ではないものの、中々絵になる光景である。 "天王森泉公園"に近づくと、二羽の"サギ"が路上をうろついている。私が近付くと、一羽は真っ先に水田に飛び去って行ったが、残った一羽は何故かじっとしたままである。鳥類も、先程のアゲハチョウ同様、敵から逃げることで命を全うする生物なので、私を敵と見していないことにもなる。よって刺激しないよう、そっと横を通り抜け、"くわくわ森"に向かうことにする。帰宅後、3m程離れて撮った画像を確認してみると、嘴が黄色く"コサギ"より背が低いので、"チュウサギ"の幼鳥ということになろうか。つまり、未だ親鳥から敵を教えられていなかったせいで、逃げなかったとも考えられる。してみると、先に"ナガバオモダカ"が咲く水田に逃げて行ったのが親鳥で、手本を示したと言えるかもしれない。 ★本日の活動データ(上り階段数;180,早歩き歩数;11,435,総歩数;14,698,歩行距離11.6km(本年累計:1369.8km),活動カロリー;859kcal,一日総消費カロリー;2,519kcal,脂肪燃焼量:50.1g) |