*** 2022年7月8日 7月の花散歩その1 ***
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7月8(金)、早や梅雨が明けたせいか、亜熱帯性の花々が"元気に咲き始め、"アジサイ"が終焉を迎えるなか、日差しを避けて遅めの散歩に出かける。 14:54、ハイツの公園に到着すると、艶やかな"イエローハイビスカス"が花開いている。流石にハワイの州花だけあって、実に見栄えがする。その隣には、赤紫色の"ブーゲンビリア(別名ブーゲンビレア)"が咲いている。ただ、花に見えるのは苞(ホウ)と呼ばれる葉が変化したもので、本当の花は中央の白花である。この花も、ハワイを始め、東南アジアでも多く見掛けるが、大きくなると、辺り一帯を深紅や赤紫のベールで覆い、中々壮観(2010年4月1日参照)である。霊園を過ぎると、"ヤエクチナシ"の芳香が漂ってくる。ここから、戸塚の里を経て、"境川遊水地公園"に向かう。途中の畦道には、"ヤブカンゾウ"が数輪咲いている。 15:33、"下飯田ビオトープ"に到着すると、グランド脇の小池に、"ミズキンバイ"が小花を咲かせている。ただ、単焦点スマホでは点にしか写らないので、柵の間に首を突っ込み、手を伸ばして撮影する。何とか数枚写真に収めたので、ここから"天王森泉公園"を目指す。 15:45、天王森泉公園の門を潜ると、溝の傍にオレンジ色の"モントブレチア"が花開いている。この時期、花が終わり雑草が伸び放題になった花壇では、"キキョウ"が顔を出している。 次に、湧水地傍の"キツリフネ"を撮影したのち、竹林を一周してくると、強烈な臭いが鼻を衝く。見れば、"ハンゲショウ"が小花を付けており、その周りの葉が脱色して半分程度白くなっている。この花は、先日"舞岡公園"でも見かけたが、虫媒花なので、花の時期のみ虫を誘引するため、葉緑素が抜けて白く変色するようである。また、ドクダミ科独特の悪臭も、虫にとっては芳香であるかもしれない。小屋の傍には、"ウズアジサイ"がひっそりと咲いている。普通の"アジサイ"と違って、花弁(萼片)が丸まっているが、ウイルスによって変異してしまった種を、江戸時代から園芸用に残してきたようである。変異自体は、"まさかりが淵"の"アルビノのキンラン(2022年4月30日)"に似ているが、原因や形態は異なるようである。ここから、隣の"くわくわ森"を巡って、元来た俣野公園に戻る。途中の道端には、"ガクアジサイ"や"アジサイ"が最後の艶やかな姿を見せている。 ★活動量計データ(上り階段数;210,早歩き歩数;9,128,総歩数;12,938,歩行距離:10.2km(本年累計:989.1km),活動カロリー;778kcal,一日総消費カロリー;2,434kcal,脂肪燃焼量:48.1g) |