*** 2020年11月12日 奥久慈・永源寺の紅葉 ***
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11月12日(金)、絶好の行楽日和となったので、紅葉を求めて、約4年振りに大山さんと奥久慈を訪れる。当初、10月末に、榛名山系の最高峰"掃部ヶ岳(2015年10月27日参照)"や谷川岳他、二泊三日の登山を計画していたが、家内にアクシデントが発生したため、急遽中止を決める。所が、ここにきて順調な回復が見られるようになったので、改めて大山さんと相談の結果、日帰り登山を再開することにする。 6:50、自宅を後にする。この時間帯なら、今回は渋滞を避けられると思いきや、首都圏通過時に二箇所で渋滞に遭い、約50分遅れで、何とか大山さんと合流する。今回は、4年前同様、(1)"永源寺(2016年11月8日参照)",(2)"旧上岡小学校"訪問後、(3)"奥久慈男体山(2016年11月8日参照)"の順に訪れる計画だったが、急遽大山さんの提案で、"袋田の滝"近くの"月居山(つきおれさん:標高402m)"に変更と相なる。 11:40、途中道路工事による渋滞も重なり、やっと永源寺の手前の駐車場に辿り着く。だが、駐車場は満杯のため、大子(だいご)駅前の町営駐車場まで戻ることになる。この時期、人気の紅葉スポットとあって、観光客が大挙して押し寄せ、この駐車場ですら、我々の車で丁度満杯となる。ここから徒歩で永源寺に向かうことになる。 12・04、久慈川を渡って永源寺手前まで来ると、参道のイロハモミジが真っ赤に色付いている。参道脇の紅葉は、殆どが"イロハモミジ"のようだが、一部に濃赤色のものも見られる。だが、名前が不明なので、単に"濃赤色のモミジ"と記す。奥の広場に向かうと、高さ10m以上ものモミジの大木が、日の光を受けて輝いている。その下には、可愛いお地蔵さんも設置されており、若い女性達が、代わる代わる『可愛いい!』を連発しつつ、スマホに収めている。本堂に回ると、仏壇前で静かに手を合わせている男女が目に留まる。私の母も、近々一周忌を迎えると共に、同じ宗派(曹洞宗)なので、神妙に母の冥福を祈ることにする。参拝後、先程のモミジの裏側に回ると、逆光に映え、見事なグラデーションを見せている。正に神々しい光景であり、4年振りに再訪した甲斐があったと言える。ここでレンズを交換しつつ、様々な角度から姿を捉えることにする。大山さんを、大分お待たせすることになったが、4年前と違った画像が有られて、私としては大満足である。最後に、境内のモミジを撮影して永源寺を離れる。 12:58、気が付くと、1時間近くも経過していたので、久慈川沿いの道を通って駐車場に戻ることにする。結局、名物の久慈ソバを堪能する余裕もなく、昼食抜きで"袋田の滝"に向かうことにする。途中道端で、この地方特産のリンゴを売っていたので、大山さんからお土産に頂戴する。何とも心優しい方である。 |