*** 2020年11月12日 奥久慈・月居山(つきおれさん)前山登山 ***
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13:45、袋田の滝駐車場に到着する。ここで山支度をして、滝川沿いの緩やかな坂道を登っていく。途中の道端では、ドウダンツツジが艶やかに紅葉している。更に数分登ると、色付いた木々の間から"袋田の滝(2016年11月8日参照)"が垣間見える。 14:08、袋田の滝下に到着する。本来なら、前回同様エレベータで展望台に向かい、全景を写真に収めたいところだが、少しでも登山時間を確保するため、その下半分だけ撮影して元来たつり橋を戻ることにする。 14:11、登山起点には、斜度45度以上もありそうな鉄製の階段が、ジグザブ状に延々と続いている。私の心肺能力では、果たしてこの急階段を登り切れるか、はなはだ疑問であるが、兎に角一歩ずつ踏みしめるように登って行く。10分程すると、木の間から"袋田の滝"最上部が顔を出す。だが、オーバーペースの証拠に、私だけでなく、タフな大山さんですら欠伸を連発している。考えてみれば、落差120mの滝の傍を、10分で登ってきたので、かなり心肺に負荷が掛かった模様である。そこで道端で休憩を兼ねて、エネルギーを補給することにする。この間、中高年の女性3人組が下山してこられる。聞けば、滝の反対側の"生瀬富士"側から入山し、"大子アルプス"を経て下山してこられたとか。何れにせよ、恐るべき体力の持ち主と言えそうである。我々も彼女達から元気を貰って、更に上を目指すことにする。 14:46、"袋田の滝"上部にある"生瀬の滝"が木の間から望めようになる。そこで、本道を外れ、暫し展望台から絶景を狙うことにする。展望台に到着すると、一基のベンチが設置されており、ここに交換レンズを並べて、色々な角度からこの滝を捉えることにする。10数分経過したであろうか、体が冷えてきたので、本道に戻り更に、更に急階段を登っていく。 15:43、"月居山"手前の前山に到着する。周辺には、"袋田の滝"同様、真っ黒な岩が露出しており、一帯が火山地形であることが分かる。近くには、可憐な白菊が咲いており、Aさんによると、"リュウノウギク"とか。前山からは、本峰"後ろ山"が垣間見えるが、往復に30分以上はかかりそうなので、大山さんと相談の結果、ここで引き返すことにする。機会が有れば、大山さんと共に再チャレンジしたいものである。下山時は足を踏み外さないよう、用心して下っていく。登山時には気付かなかった"ハウチワカエデ"が、濃赤色に紅葉している。このカエデは、4年前の"奥久慈男体山(2016年11月8日参照)"や昨年の"オンマ谷(2019年10月31日参照)"でも見かけたが、黄色から濃赤色まで、様々なグラデーションを見せてくれる。今回は、私の時間ロスで"奥久慈男体山"には行けなかったが、"月居山前山"からの下山時に、"ハウチワカエデ"に出会えたのは、大変ラッキーであったと言える。改めて、大山さんの臨機応変な対応に感謝したい。辺りも薄暗くなってきたので、急いで元来た駐車場へと戻ることにする。 ★活動データ(上り階段数:300,早歩き歩数:2,846,総歩数:11,598,歩行距離:9.1km(本年累計:1,848.2km),活動カロリー;1,355kcal,一日総消費カロリー;3,019kcal,脂肪燃焼量:55.5g) |