*** 2019年4月9日 茨城県高峯の山桜と登山 ***

写真や下の文字をマウスでクリックすると大きく表示します。

1.高峯1
(間中)
2.高峯2
(間中)
3.ミズバショウ1 4.ミズバショウ2 5.ミズバショウ3 6.ミズバショウ4 7.ヤマザクラ1
(池亀)
8.ヤマザクラ2
(池亀)
9.ヤマザクラ3
(池亀)
10.ヤマザクラ4
(池亀)
11.シバザクラ1
(Kさん宅)
12.シバザクラ2
(Kさん宅)
13.源平梅1
(Kさん宅)
14.源平梅2
(Kさん宅)
15.源平梅3
(Kさん宅)
16.源平梅4
(Kさん宅)
17.源平梅5
(Kさん宅)
18.源平梅6
(Kさん宅)
19.源平梅7
(Kさん宅)
20.源平梅8
(Kさん宅)
21.源平梅9
(Kさん宅)
22.源平梅10
(Kさん宅)
23.源平梅11
(Kさん宅)
24.源平梅12
(Kさん宅)
25.源平梅13
(Kさん宅)
26.加波山1
(池亀)
27.高峯3
(平沢)
28.高峯4
(平沢)
29.ヤマザクラ5
(平沢)
30.ヤマザクラ6
(平沢)
31.ヤマザクラ7
(平沢)
32.シバザクラ4
(平沢)
33.シバザクラ5
(平沢)
34.シバザクラ6
(平沢)
35.ヤマザクラ8
(平沢)
36.ヤマザクラ9
(平沢)
37.ヤマザクラ10
(平沢)
38.ヤマザクラ11
(平沢)
39.ヤマザクラ12
(平沢)
40.ヤマザクラ13
(平沢)
41.ヤマザクラ14
(平沢)
42.ヤマザクラ15
(平沢)
43.ヤマザクラ16
(平沢)
44.ヤマザクラ17
(平沢)
45.ヤマザクラ18
(平沢)
46.ヤマザクラ19
(平沢)
47.ヤマザクラ20
(平沢)
48.ヤマザクラ21
(平沢)
49.ヤマザクラ22
(平沢)
50.加波山2
(平沢)
51.キブシ1 52.キブシ2 53.ニワトコまたは
マルバアオダモ
の新芽1
54.ニワトコまたは
マルバアオダモ
の新芽2
55.ヤマザクラ23
(第二展望台)
56.ヤマザクラ24
(第二展望台)
57.ヤマザクラ25
(第二展望台)
58.ヤマザクラ26
(第二展望台)
59.ヤマザクラ27
(第二展望台)
60.ヤマザクラ28
(第二展望台)
61.ヤマザクラ29
(第二展望台)
62.ヤマザクラ30
(第二展望台)
63.ヤマザクラ31
(第二展望台)
64.ヤマザクラ32
(第二展望台)
65.ヤマザクラ33
(第二展望台)
66.ヤマザクラ34
(第二展望台)
67.ヤマザクラ35
(第二展望台)
68.ヤマザクラ36
(第二展望台)
69.ヤマザクラ37
(第二展望台)
70.ヤマザクラ38
(第二展望台)
71.ヤマザクラ39
(第二展望台)
72.ヤマザクラ40
(第二展望台)
73.ヤマザクラ41
(第二展望台)
74.アカネスミレ?1 75.アカネスミレ?2 76.加波山3&
筑波山1
77.筑波山2 78.筑波山3 79.平沢の里1 80.平沢の里2
81.ヤマザクラ42
(第二展望台)
82.ヤマザクラ43
(第二展望台)
83.ヤマザクラ44
(第二展望台)
84.ヤマザクラ45
(第二展望台)
85.ヤマザクラ46
(第二展望台)
86.ヤマザクラ47
(第二展望台)
87.ヤマザクラ48
(第二展望台)
88.ヤマザクラ49
(第二展望台)
89.ヤマザクラ50
(第二展望台)
90.ヤマザクラ51
(第二展望台)
91.ヤマザクラ52
(第二展望台)
92.ヤマザクラ53
(第二展望台)
93.ヤマザクラ54
(第二展望台)
94.ヤマザクラ55
(第二展望台)
95.ヤマザクラ56
(第二展望台)
96.ヤマザクラ57
(第二展望台)
97.ヤマザクラ58
(第二展望台)
98.ヤマザクラ59
(第二展望台)
99.ヤマザクラ60
(第二展望台)
100.ヤマザクラ61
(第二展望台)
101.加波山4&
筑波山4
102.加波山5&
筑波山5
103.加波山6&
筑波山6
104.ヤマザクラ62
(第二展望台)
105.ヤマザクラ63
(第二展望台)
106.ヤマザクラ64
(第二展望台)
107.ミツバ
ツチグリ1
108.ミツバ
ツチグリ2
109.ミツバ
ツチグリ3
110.猪が掘った穴
111.タチツボスミレ1 112.ヤマザクラの
赤芽1
113.ヤマザクラの
赤芽2
114.ヒオドシチョウ1 115.ヒオドシチョウ2 116.キブシ3 117.高峯への登り 118.加波山7&
筑波山7
119.筑波山8 120.加波山8
121.カタクリ1 122.カタクリ2 123.カタクリ3 124.カタクリ4 125.カタクリ5 126.アオキの実 127.大山さん
(高峯山頂)
128.酒井
(高峯山頂)
129.エイザンスミレ1 130.エイザンスミレ2
131.ヤマザクラの
赤芽3
132.ヤマザクラの
赤芽4
133.タチツボスミレ2 134.チゴユリ1 135.チゴユリ2 136.木漏れ日 137.大山さん
(高峯登山口)
138.酒井
(高峯登山口)
139.高峯登山
軌跡データ
140.ヤマザクラの
赤芽5

 4月に入って花冷えもあり、天候不順な日々が続いていたが、ネット上の情報では、4月9日(火)はまたとない晴天となり、"高峯(標高519.6m)の山桜も丁度見頃となりそうなので、大山さんと相談の結果、急遽訪問を決める。今回は、私の体調回復度合いもチェックするため、3年振りに、"高峯(2016年4月11日参照)"山頂を目指すことにする。
 6:50、何時もの笠間PAにナビをセットし、自宅横浜を後にする。前回同様、首都高速横羽線ルートを取ると、生麦手前から渋滞が始まり、イライラが募る。結局、都内に入るまで1時間程度も要したものの、以降ほぼ順調に推移し、笠間PAには待ち合わせ時間の約5分前に到着する。暫くすると、大山さんも到着し、先ず高峯登山口に向かうことにする。前回同様、この登山口に私の車を停め、大山さんの車で、大回りして栃木県側駐車場に向かい、登山を開始することにする。
 10:14、桜川市内走行中、Yさんからあった携帯電話に対応するため、登山口で返信している間に、大山さんが近くの水辺で、"ミズバショウ"を発見する。尾瀬の写真で見かけるものと異なり、密生しているものの、こんなに間近に見られるのは、大変ラッキーである。この愛らしい姿を順次写真に収めたのち、坂道を下ってKさん宅に向かう。11:00、Kさん宅前に駐車し見事な"源平梅"を撮影したのち、おもむろに母屋に向かい、大山さんが来訪を告げたものの返事がない。念のために、玄関ドアを開けてみても、もぬけの殻である。ただ、庭の物干し竿には、洗濯物が干してあるので、本日もここで生活されていた形跡はある。更に、大山さんが、隣の棟にも声をかけても応答がないので、残念ながら立ち去ることにする。Kさんは、御歳90歳近くの筈だが、偶々家を空けられていたことを願うばかりである。
 11:40、平沢の山桜撮影スポットに到着する。今年も、奥の民家に続く道は車両進入禁止なので、手前の道路脇に駐車し、絶景ポイントに向かって歩いて行く。高峯の山桜は今が見頃で、山頂までモザイク模様が続いている。また、民家脇にある"ヤマザクラ"の大木も、丁度満開を迎えており、大山さんによると、ここまで見事な光景に接するのは今回が初めてとか。やはり、急遽駆け付けた甲斐があったと言える。ただ、絶景ポイントには、相変わらず、"猪避け"と思しき電線や金網が張り巡らされており、アンテナのような高い塔も設置されている。それだけ、猪の被害が山里にまで及んでいる証拠でもあり、視界の妨げにはなるが、気にせず撮影することにする。20分近く経ったであろうか、略狙いの光景を撮り終えたので、次の絶景ポイントである第二展望台に向かうことにする。ただこの時期、直行ルートは車両通行禁止なので、栃木県側に大回りして、高峯中腹にある駐車場を目指す。
 12:15、中腹の駐車場に到着する。ここで登山客とすれ違ったが、何と下から登ってこられたとか。我々は楽をして、緩やかな林道を登って第二展望台に向かう。10数分すると、急に視界が開け、眼前に絶景が広がる。山斜面には、様々な姿の山桜が混在しており、中でも白滝のような"滝桜"が何とも見事である。はるか彼方には、"加波山(2017年4月14日参照)"や"筑波山(2012年2月3日参照)"が悠然と聳えており、過去の思いで多き光景が、走馬灯のように頭をよぎる。ここから、更にマウンテンバイクの道を下って行くと、道端に濃紫色のスミレが目に留まる。この時期、いつも見かける花だが、ネットで検索しても名前が特定できない。色の特徴からすると、"アカネスミレ"のように見えるが、オリジナル画像を確認しても、距(キョ)の部分に繊毛が確認できないので、"オカスミレ"の可能性もある。Aさんと相談の結果、疑問符をつけた状態で写真を掲載し、後日名前が判明した時点で訂正することにする。その後、すぐ上の休憩場で、遅い昼食をとる。ここでは、間近に山桜が望め、眺望も中々素晴らしい。暫くすると、下から林道を登ってきた観光客が、続々と集まってくる。中には饒舌な方もおられ、話をする中で、嘗て神奈川県に住んでおられたことが分かる。これも何かのご縁であろう。休憩所近くには、黄色の花が咲いており、当初"キジムシロ"かと思ったが、Aさんによると、"ミツバツチグリ"が正解とか。流石にAさんである。
 13:28、少々体が冷えてきたので、先程の方とお別れし、高峯山頂を目指すことにする。尾根道に入ると、随所に猪が掘り返した穴が見られる。念のため、大山さんに"クマよけスプレー"を持参して頂いたが、このご厄介にならないことを願うばかりである。日当たりの良い尾道を進むと、枯れ木に留まった斑な蝶が目に留まる。改めてネット上で調べてみると、名前は"ヒオドシチョウ"で、成虫は越冬し、春に羽化した幼虫は、群生して"エノキ"や"ヤナギ類"の木々を丸坊主にするとか。何とも凄まじい生命力を有しているようである。やや長い階段を登ると急に視界が開け、カヤトの先には、長大な山並みが連なっている。よく見ると、JR水戸線が走る平地で途切れており、大山さんによると、左手が"吾国山(わがくにさん)"、右手が"加波山"とのことである。また、大山さんが、嘗て富士登山の事前訓練のため、東端の"愛宕山"から西端の"吾国山"まで踏破されたとか。標高は、"高峯"と同程度で低山の部類に入るが、アップダウンが激しく、踏破するにはかなりの体力を要するとか。斜面を登り切り、薄暗い尾根道を行くと、前回同様、大山さんが"カタクリ"の花を見つける。杉の枯葉に覆われた急斜面に、数輪が花開いており、この斜面を下って可憐な姿をものにする。やっとのことで尾根道に戻ると、男性登山者と大山さんが立ち話をしており、この方からから"エイザンスミレ"の開花情報を教えて頂く。話によると、葉が深く切れ込んでおり、見分けやすいとか。だが、行けども行けどもその姿に出くわさない。
 14:35、"高峯"山頂に到達する。前回より数分早い到着で、手術の効果を実感する。ここで記念撮影をしたのち、下山することにする。暫くすると、大山さんが、階段の片隅にひっそりと咲いている"エイザンスミレ"を見付ける。先程の方が仰った通り、葉が北の大地の"チシマフウロ(2010年10月1日参照)"のように切れ込んでおり、それに間違いないようである。花弁も薄いピンクで、人気の花であることが実感できる。ここから、道端の"チゴユリ"や"タチツボスミレ"を撮りつつ、元来た登山口に向けて下っていく。高峯山頂から登山口まで約一時間半、ここでスマホアプリ(YAMAP)を終了し、登山軌跡として残すことにする。最後に、この画像データをコピーし、HPに掲載する。
 昨年に引き続き、山桜の絶景を求めて、大山さんと桜川市を訪問した。残念ながら、Kさんにはお会いできなかったが、来年の再会を祈念したい。また、今回初めてYさんからお借りしたスマホを使って、登山の軌跡を記録した。登山中も、ルートの確認、分岐点のチェック等に重宝したので、今後登山時には携帯したい。

★活動量計データ(上り階段数:1,220,早歩き歩数:619,総歩数:12,211,歩行距離:9.6km(本年累計:548.4㎞),活動カロリー:1,354kcal,一日総消費カロリー:3,079kcal,脂肪燃焼量:56.7g)   

戻る