*** 2022年4月20日 高峯の山桜と登山 ***

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1.五大力堂口の
八重桜1
2.五大力堂口の
八重桜2
3.五大力堂口の
八重桜3
4.ミズバショウの
仏炎苞1
5.ミズバショウの
花序1
6.ミズバショウの
花序2
7.ミズバショウの
仏炎苞2と花序3
8.Kさん宅の
シバザクラ
9.Kさん宅の
シバザクラ2
10.Kさん宅の
シバザクラ3
11.Kさん宅の
シバザクラ4
12.Kさん宅の
ツツジ1
13.Kさん宅の
ツツジ2
14.Kさん宅の
シバザクラ5
15.Kさん宅の
シバザクラ6
16.Kさん宅の
シバザクラ7
17.平沢の
絶景ポイント1
18.高峯中腹の
ヤマザクラ1
19.高峯中腹の
ヤマザクラ2
20.第二展望台の
ヤマザクラ
21.高峯中腹の
ヤマザクラ3
22.高峯中腹の
ヤマザクラ4
23.高峯中腹の
ヤマザクラ5
24.平沢の
絶景ポイント2
25.平沢の
シバザクラ1
26.平沢の
シバザクラ2
27.平沢の
シバザクラ3
28.高峯中腹の
ヤマザクラ6
29.高峯中腹の
ヤマザクラ7
30.高峯中腹の
ヤマザクラ8
31.高峯中腹の
ヤマザクラ9
32.高峯中腹の
ヤマザクラ10
33.平沢の
絶景ポイント3
34.加波山&
雨引山
35.筑波山 36.ムスカリ1 37.ムスカリ2 38.雨巻山 39.キブシ 40.クサイチゴ1
41.アオダモ1 42.アオダモ2 43.第二展望台の
ヤマザクラ1
44.第二展望台の
ヤマザクラ2
45.第二展望台の
ヤマザクラ3
46.第二展望台の
ヤマザクラ4
47.第二展望台の
ヤマザクラ5
48.第二展望台の
ヤマザクラ6
49.第二展望台の
新芽
50.第二展望台の
ヤマザクラ7
51.第二展望台の
ヤマザクラ8
52.第二展望台の
ヤマザクラ9
53.第二展望台の
ヤマザクラ10
54.第二展望台の
ヤマザクラ11
55.第二展望台の
ヤマザクラ12
56.第二展望台の
ヤマザクラ13
57.第二展望台の
ヤマツツジの蕾1
58.第二展望台の
ヤマツツジの蕾2
59.第二展望台の
ヤマザクラ14
60.第二展望台の
ヤマザクラ15
61.第二展望台の
ヤマザクラ16
62.第二展望台の
ヤマザクラ17
63.第二展望台の
ヤマザクラ18
64.第二展望台の
ヤマザクラ19
65.第二展望台の
ウワミズザクラ1
66.第二展望台の
ウワミズザクラ2
67.第二展望台の
ウワミズザクラ3
68.ツクバ
ギンモンソウ
69.クサイチゴ2 70.ムラサキケマン1
71.ムラサキケマン2 72.タチツボスミレ1 73.タチツボスミレ2 74.タチツボスミレ3 75.アオキの実 76.薄紫の小花 77.ヤマツツジ1 78.ヤマツツジ2 79.ミヤマシキミ 80.高峯登山道の
長い階段
81.ニオイ
タチツボスミレ1
82.ニオイ
タチツボスミレ2
83.ニオイ
タチツボスミレ3
84.高峯山頂の
ヤマザクラ1
85.高峯山頂の
ヤマザクラ2
86.高峯山頂の
ヤマザクラ3
87.大山さん 88.酒井 89.常陸の山並み 90.加波山&
筑波山

  4月20日(水)、今年は天候不順で、山桜の見頃の時期を逸したが、漸く天候も回復する兆しを見せ始めたので、何時もの大山さんと、略1年振りに高峯を訪れることにする。また、ご高齢のKさんの様子も気になるので、登山の前にお宅に立ち寄ることにする。思えば、Kさんとは10年来のお付き合いとなり、今年満93歳を迎えられる筈である。
 10:40、私のNAVIの設定ミスで、待ち合わせ場所の笠間PAを通過してしまったが、その先の笠間西ICで、無事大山さんと合流する。ここから、昨年同様、"ミズバショウ"を撮影するため、高峯登山口(五大力堂口)に向かう。到着すると、登山口手前の八重桜が満開になっているものの、肝心の"ミズバショウ"は仏炎苞が萎れ、中心の花序が残るのみである。仕方がないので、この姿をカメラに収め、池亀のKさん宅を目指すことにする。
 11:35、道路わきに駐車し、母屋に近づくと、母屋の入り戸は針金で括られており、何となく嫌な予感がする。次に、大山さんが別棟に声を掛けても応答がないので、立ち去ろうとしたところ、一台の軽トラが入って来る。そこで、御子息と思しき方に、Kさんの御様子を窺ったところ、本年2月3日に93歳でお亡くなりになっていたとか。昨年、3人(2021年4月12日参照)でお邪魔した際はお元気だったので、残念でならない。残されたご家族も、今年の我々の訪問を、待っておられたとか。改めて、Kさん御一家のご厚情に深謝すると共に、Kさんの御冥福を心よりお祈りしたい。最後に、Kさんが丹精込めて育てて来られた"シバザクラ”を撮影して、永久のお別れをする。
 11:59、平沢の山桜絶景スポットに到着すと、高峯山腹は雨雲に覆われ、山桜の様子も確認できない。それでも暫くすると雲が晴れ、新緑の若葉の中に、山桜が白雲のように点在しているのが確認できる。また、第二展望台付近でも、花が若干残っているようである。そこで、手短にこの光景を撮影したのち、最短ルートの平沢林道経由で、第二展望台を目指すことにする。だが、山桜の見頃が過ぎ、ネット配信も今月15日で終了しているにも拘わらず、未だに通行規制は解除されていないので、門毛に大回りして、高峯の"平沢登山口駐車場"に向かう。
 12:56、山支度をして、緩やかな坂道を数分登ると、"第二展望台"に到着する。眼下の"七曲り"周辺は、遅咲きのヤマザクラと赤芽が美しいコントラストを見せており、白い筆のような"ウワミズザクラ"も交じっている。休憩所で遅めの昼食を採ったのち、この光景を順次撮影する。遊歩道脇には、多くの蕾を付けた"ヤマツツジ"が見られ、これから新緑の若葉と、見事なコントラストを見せると思われる。展望台まで戻ってきたところで、艶やかな"アカネスミレ(2019年4月9日参照)"を探してみたものの、見当たらないので、一旦登山口駐車場まで下って、重い交換レンズ一式を車内に置き、高峯登頂を目指すことにする。途中の側溝辺りには、"タチツボスミレ"の群落が見られ、湿地帯にはピンクの小花も咲いているが、名前が特定できない。
 14:25、雨の心配もなくなったので、ザックも車に押し込み、勇んで登山を開始したものの、長い急坂が延々と続き、ばて気味になる。そこで、大山さんの提案で、階段手前で休憩したところ、これが功を奏したのか、以降小休止もなく、一定のペースで坂道を登って行く。途中の登山道では、艶やかな"ヤマツツジ"が開花しており、一眼デジカメを持参した甲斐があったようである。更に山頂手前まで来ると、日当たりが良い場所に、濃紫色の小形のスミレが咲いている。ネットで検索した結果、"オトメスミレ"かと思い、Aさんに画像を送ったところ、"ニオイタチツボスミレ"が正解とか。流石にAさんである。また、北側斜面で一昨年見かけた"カタクリ(2020年3月31日参照)"も、二人で探してみたものの、残念ながらその姿は確認できない。
やはり、遅すぎたようである。
 15:39、やっと"高峯山頂(標高520m)"に到着すると、満開の山桜が迎えてくれる。これで六度目の登頂となるが、初めて見かける光景で、遅ればせながらも登ってきた甲斐があったと言える。ここで記念撮影をしたのち、下山を急ぐことにする。途中のハンググライダー発着場からは、雄大な常陸の山々が霞んで見える。中でも一番きつかったのが、信仰の山"加波山(2017年4月14日参照)"ということで意見が一致する。ここで5分程留まったであろうか、体が冷えてきたので、そろそろ駐車場に向けて下ることにする。

★活動量計データ(上り階段数:870,早歩き歩数;1,346,総歩数;11,394,歩行距離:9.0km(本年累計:583.0km),活動カロリー;1,214kcal,一日総消費カロリー;2,874kcal,脂肪燃焼量:512.8g)

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